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絶妙に古い 15年前(1998年)の福岡のシティ情報誌が泣ける

先日紹介した本と同時に発掘された、絶妙に古い 15年前のシティ情報誌が なかなか泣ける内容でした。

1998年発行のシティ情報ふくおかの臨時増刊号「ふくおか天神本 NEW 天神の最新情報すべてがわかる!」です。

15年前という絶妙な古さがリアリティがあって興味深い内容でした。

どれぐらい絶妙な古さかというと、

▲ ともさかりえ がこういう感じな絶妙さです。

▲ 内容としては、まあ ごく普通の街のお買物スポットやグルメスポットを紹介するものなのですが、今はなくなっているものや時代を感じさせるものが随所に見られます。

▲ 例えば、岩田屋Z-SIDEがまだあったり。

▲ そういえば、Z-SIDEの地下にヴァージンがありましたね。

ヴァージンで輸入版を買うのがすごくオシャレな感じがしていました。

▲ 今ジュンク堂があるテナントビルは「ビブレ2」だったのですね。

このへんは全然記憶にありません。

▲ それから、今はミーナ天神になっているマツヤレディスがまだあります。

▲ Wikipediaのマツヤレディスと合わせて読むと なかなか泣けます。

▲ そして、親不孝通りが まだ「若者に人気のスポット」的に紹介されています。

▲ ブティックや古着屋がたくさん とか 長浜公園には10代の若い子がいっぱい とか、今 言うと誇大広告になるようなことが この時にはまだ書かれています。(もちろん、1998年時点では実際にそうだったのでしょう。。。)

▲ 掲載されている地図を見てみても今はないお店が多数。泣

▲ かつて、マリアクラブがあったマリアストリートもこの時にはまだ健在です。

▲ 24時間の本屋?!そんなのがあったんですね。

当時は高校生だったので、こういうディープなスポットには いったことがありませんでしたので 初耳です。


大きな地図で見る

▲ この場所も 今では跡形もありません。。。

▲ あとは、西通り・渡辺通りのページで気になったのが この写真の建物。

▲ この女性のうしろの建物です。

今の岩田屋新館の場所だと思いますが、こんなビルがありましたかね??

絶対ここの前は通っているはずなのですが、なぜか記憶にありません。

▲ この本で確認してみると「にしてつカリテン(旧 西鉄名店街)」というものがあったのですね。ご存じの方いらっしゃいませんか??

▲ そして、こういう商品紹介にも時代を感じますね。

エアートータルマックス 59,800円!たけぇ〜!

▲ あとはレコ屋マップも掲載されていました。

▲ いまはなきレコ屋がたくさん。。。

これも時代の流れなのでしょうかね。。。

「ふくおか天神本 NEW 天神の最新情報すべてがわかる!」、もしどこかで見つけたら読んでみて下さい。

30代位上の方であれば、きっと懐かしの情報があるはずです。

Y氏(山田全自動)
ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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