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【大博通り】「蔵本」交差点の「あっ!あぶない!」

大博通りの「蔵本」交差点には不思議な道路表示が書かれています。DSC07070
▲ 大博通りと昭和通りが交わる「蔵本」の交差点。

[map addr=”福岡県福岡市博多区下呉服町1−1”]
▲ 場所はこちら。福岡県福岡市博多区下呉服町1−1

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▲ ここには「あっ!あぶない!」と書かれた不思議は道路標示があります。

実はこの「蔵本」の交差点は福岡県下で最も事故の多い交差点です。

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▲ 大博通りと昭和通りの2つの大通りが交差するだけでなく、蔵本交差点から北東に進んだ場所には都市高への出入口があるため交通量が多く、事故が多発しているのだとか。

特に横断歩道を渡っている人と右折しようとする車の事故が多く、事故を減らす対策として2013年に「あっ!あぶない!」の表示が開始されました。


▲ Googleマップでも確認できるほどの大きさで表示されています。

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▲ 2010年、2011年、2012年と例年のように事故の多い交差点として福岡県下ワーストでしたが、この「あっ!あぶない!」が設置された2013年には事故が減った(→こちらのページを参照)ようです。

しかし、2014年には再びワーストに返り咲き。

もしかしたら気づいていないような機能的な欠陥があるのかもしれませんが、こちらのページの「件数が多い事故類型の主な要因と予防方策」のページには

【追突事故】
要因:脇見や漫然運転による前方不注視によることが多い。
予防方策:運転に集中し前方車両の動きをよく見ること、十分な車間距離をとることを心がける。

【右折事故】
要因:対向車両の安全確認に気を取られ、右折先の横断歩道等の確認が不十分のまま進行し、自転車や歩行者に衝突する。
予防方策:横断歩道を進行中の自転車や歩行者との事故が大半を占めているため、右折する際は、予め減速し横断歩道上を進行する自転車等の安全確認を確実に行うこと。

【右折車と直進車の事故】
要因:対向車線を右折している車両の陰になって、対向を直進してくる車両やバイクを見落とし、また発見が遅れることが多い。
予防方策:対向直進車両の有無を確認した上で右折を開始するように努める。

とあります。

要は、結局のところひとりひとりの心がけがもっとも大切ということですね。

わたくし自身も気をつけたいと思います。

Y氏(山田全自動)
ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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