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プラネタリウムがあると聞いて油山の菩提寺に行ったら他にも色々エンタメ系でスゴすぎた

プラネタリウムがあると聞いて油山の菩提寺に行ったら他にも色々スゴすぎてほぼ逝きかけました・・・。DSC01961
▲ 油山にある菩提寺。ここにはお寺なのにプラネタリウムがあるらしいという噂を聞きましたのでさっそく行ってみました。

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▲ 気さくなご住職の案内でこちらの安隠堂へ。

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▲ にしてもこの菩提寺の近代的な建物が新鮮。まるで公共施設のようです。

ご住職曰く最近大改修を行ったそうで、いろいろと新たな設備を導入しているとのこと。

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▲ まず目についたのが玄関に掲げられているキレイなステンドグラス。

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▲ ちょうど光が差し込んできていてなんとも神々しい雰囲気に。

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▲ 階段部分にもステンドグラスがはめこまれた丸窓があってキレイです。

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▲ まずは仏壇の仏様に参るのが習わしとのことでしたので仏壇のある部屋へ。

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▲ で、この仏壇がまたスゴイ!

金色に輝く巨大で荘厳な仏壇がそびえてきました。

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▲ ここ菩提寺は浄土真宗のお寺で、浄土真宗の仏壇は黄金のものが多いのだとか。

これは極楽浄土の様子をあらわし、キラキラと輝く美しい仏壇になっているのだそうです。

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▲ この仏壇の対面には二河白道(にがびゃくどう)を描いた巨大な絵が掲げられています。スゴイ迫力です。

ちなみにこの絵は動物画家の佐藤潤さんによるもので千数百万円の価値があるのだとか・・・。

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▲ 仏壇のある部屋の入口にも佐藤潤さんの絵があるのですが、これまた美しい絵で、この中に菩提寺のご住職の姿が描かれていたりといろいろな仕掛けもあって面白いです。

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▲ こちらは近所の方が寄贈されたという銀河の絵。よく見るとビーズで作られていて神秘的です。

というか、ここは美術館?というほど絵やステンドグラスを楽しんじゃってます。お寺に来た感覚がまるでしないな 笑

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▲ そしていよいよプラネタリウムのある「星室」へ!

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▲ その扉が開かれました・・・!

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▲ うわ!なんというか、思っていたよりも超本格的!デカい!

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▲ 幅8メートルもある巨大なプラネタリウム。イスもリクライニング式のフカフカなもので快適です。ここはホントにお寺?

そしてご住職にプラネタリウムの映像を見せてもらえないかと頼んだら「いいよ!」とふたつ返事で気前よくOKしてもらえました。

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▲ で、ご住職を見ると・・・・・iPadを操作している!袈裟にiPad!新旧の融合です。

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▲ iPad上に映しだされたプラネタリウム操作画面のインターフェイスがめちゃめちゃカッコよかった。

こんなデジタルな画面を触っている手に数珠。なかなかシュールです。

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▲ そして部屋が暗くなりプラネタリウムの上映が開始されました。

写真ではわかりにくいですが、これの30倍ぐらいキレイです。

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▲ 本日の星空がどういう風に見えるのか丁寧に音声で解説されます。本格的すぎてビックリ。

介護施設のイベントで上映会を行ったりするそうですが、あまりの癒やし効果にほとんどの人が5分で眠りにつくそうです。ある意味昇天です。

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▲ これ普通に科学館とかにあるレベルだな・・・。

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▲ ふとご住職の方を見てみるとiPadのインターフェイスだけが輝いていてちょっと面白いかったです。

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▲ あと、子供向けにプラネタリウム用のアニメの上映も可能だそうです。

機関車のシーンで車酔いするほどの臨場感。普通にはしゃいでしまいました。

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▲ プラネタリウムの機械はかなり本格的なものだそうで、ちょっと引くぐらいの値段・・・。気になる方はご住職に聞いてみましょう。

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▲ 音響も超本格的なものでこれまた超高価・・・。エンターテイメント性高すぎる!

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▲ プラネタリウムはPCからも操作可能だそうで、イスやプラネタリウムを前にして操作している様子はまるでスペースシャトルの操縦席。

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▲ iPad同様、袈裟でPCを操作されている姿はシュールでした。

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▲ お寺でプラネタリウム、予想以上の素晴らしさで大満足!・・・・と思っていたらご住職から他にも見せたい面白いものがあると教えてもらいました。

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▲ それはこちらの菩提寺の別館「同朋会館」にあるのだそう。

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▲ ご住職の案内で中へ。

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▲ まず目に入ったのがこちらの絵。かなり巨大です。幅5〜6メートル、高さ3〜4メートルあります。

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▲ カラフルな美しさに感動。

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▲ こちらの絵は久留米出身の画家 吉武弘樹さんによるものでご住職も大変気に入っている画家なのだとか。

まだ32歳とお若いのですが、これから必ず来る!とご住職が熱く語られていました。

そして、ご住職が見せたいと言っていたもの・・・・それがこちらです・・・・









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▲ なんとステンドグラスによる仏壇!

部屋全体がステンドグラスの光で包まれて幻想的な空間に。

おそらく日本で唯一のステンドグラス製の仏壇だそうです。

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▲ そして後ろを振り向くとこれまた壁面すべてがステンドグラスになっていて、あまいの神々しさにほぼ逝きかけました。

このステンドグラス仏壇は現在制作途中で、今月中には完成するとのこと。

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▲ ご住職曰く、これだけでなくまだ仕掛けがあるそうなので完成バージョンがいったいどんな風になるのか楽しみです。

さらに、同朋会館の屋上にも見せたいものがあるとのことでしたので案内してもらいました。

屋上に上がると・・・・

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▲ めちゃめちゃ美しい景色が!!福岡市内が一望できる!

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▲ ちょっと・・・菩提寺のポテンシャルスゴすぎるんですけど・・・。

見るところたくさんで忙しいです。

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▲ お寺は今後数百年、ヘタしたら数千年と続いていくことになるでしょうから、数百年、数千年後の人が仏壇やプラネタリウム、アート作品なんかを重要文化財に指定したりしてるんでしょうね。

後世まで長〜〜く受け継がれるであろう品々の最初を目の当たりにできたのはかなり貴重な体験だったことでしょう。例えば鎌倉の大仏を公開直後に目の当たりにしたようなものかもしれませんから。

菩提寺では基本的に誰でも受け入れているそうで、プラネタリウムも少人数での観覧が可能だそうですよ。→プラネタリウムの詳細はこちら

梅林山 菩提寺ホームページ
http://www.fukuoka-bodaiji.jp/

Y氏(山田全自動)
ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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