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【福岡】飯塚の玄関先にあるブーメラン型の藁(わら)

飯塚の街を歩いていると、玄関先に藁(わら)でできたブーメラン型のモノが飾られていました。


▲ ビルの入口。


▲ ここにもありました。


▲ 店舗の店先にも。


▲ 複数個飾られている場合もあるようです。


▲ 招き猫の横にもみつけました。

これって一体何なんでしょうか??

調べてみると、どうやら飯塚山笠に関連しているもののようです。

飯塚山笠」のページによると、

お汐い取り
7月1日未明、庄内多田・日若神社の傍を流れる汐井川の砂を持ち帰り、15日間の安全と1年間の無病息災 を祈願するために行われる神事。

【苞(つと)】
「く」の字型に藁(わら)を編み上げたもの。この中にお汐い(砂)を入れて町内に配り、魔除けとして玄関に吊るす。

とのことです。


▲ 飯塚山笠のお汐い取りの儀式で持ってきた砂を入れておくためのものなんですね。


▲ ちょうど飯塚山笠の飾り山や商店街のいたるところにありました。

博多の山笠同様、立派なものですね。


▲ あと、こんなものもありました。

【参考文献】
飯塚山笠

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Y氏(山田全自動)
ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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