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筑後川温泉街にあったシュールすぎるプール

筑後川温泉街をふらっとしておりましたところ、シュールすぎるプールを発見しました。

▲ 特になんの変哲もない光景。

▲ ブロック塀に絵が描いてあるなぁと思い、近づいたのです。

そして何の気なしにブロック塀の奥をのぞき込むと・・・

▲ おおおお!なんだこれ〜〜!

建物ギリギリの距離に競技用っぽい、わりとしっかりしたプールが設置されています。

水も濁っていますし、色々シュールな光景です。

▲ 小学校っぽいプール・・・。

右側には不釣り合いな和造りの茶室のようなものがありますしカオス度が高いです。

▲ そしてこの船。

漁業に使うような船がなぜここに?!

船には草が生えています。

▲ う〜ん・・・わけがわからなすぎる。

反対側からも見えそうだったので確認してみると、

▲ おお・・・やっぱりわけがわからん。

別の船が浮いています。

現役の時はどんな光景だったのでしょうかね。

道端から丸見えですし、あまりレジャーっぽい感じでもないですし、謎すぎます。

▲ 茶室みたいなものも非常に気になります。

窓の部分には障子がはまっているようですが、ビリビリに破られています。

▲ あまりにも気に入りましたので初めてパノラマ撮影を使っちゃいましたよ。

なんだか狐につままれたような気分です。

眠っている時にみる夢ってこんな感じですよね。

脈絡なく いろんなものが登場するあの感覚がリアルで起こったような体験でした。


大きな地図で見る

▲ GoogleMapでも確認できるみたいです。

ちゃんと船が浮いていてカワイイですね。

2013年6月1日追記

現役時代をご存じの方から色々と教えてもらうことができました。

まず、こちらのプールは旅館に設置されていたプールだそうで、40年ほど前は人だかりができるほど賑わっていたらしいです。

正面と横にはおみやげ屋さんもあったとのこと。

ちなみに入場料は80円で、茶屋っぽい建物があるところが料金所になっていて そこのゲートの小窓からおばさんが料金を徴収していたそうです。

上記の写真でも確認できますが、奥の方に子供用のプールがあって、その様子を旅館の建物から親たちが見つめているという構造になっていたとのことでした。

そして問題の船。

旅館が廃業してからでしょうか、旅館を買い取った人がここを釣り堀にしていたらしく、そのために船が置かれているそうです。

魚を飼えそうだな〜なんて想像していたらホントに飼っていたとは!

しかし、いずれにしてもシュールです。

プールの釣り堀だなんて たまらないです。いいなぁ。

おもしろいことというのは まだまだ たくさんあるものですね。教えていただいた方に感謝です。

Y氏(山田全自動)
ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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