大名小学校が140年の歴史に幕を下ろしました
投稿日: | カテゴリー:街散歩
先月、2014年3月で福岡市の大名小学校が140年の歴史に幕を下ろし、廃校となりました。
Wikipediaの「福岡市立大名小学校」のページによると、
戦前の鉄筋コンクリート製の近代建築建物で、当時の面影を残したまま現役で使われている。
とのことで、確かに校舎を見てみるとかなり古そうな雰囲気があります。
▲ 正面玄関にある石造りの階段なども現代の小学校には見られないようなモダンなデザインです。
▲ ズッシリと重く、深みのある石です。
かつては大名小学校から簀子小学校、舞鶴小学校が分離して作られましたが、ドーナツ化現象で生徒数が減り一学年数十人しか生徒がいない状態となったため、今回再び簀子小学校、舞鶴小学校と合併が決定されました。名称は「舞鶴小学校」となるようです。
▲ この国旗掲揚台の石は福岡城の堀跡の石垣が発掘された際に移設して使用したのだそうです。
▲ 大名小学校は四方を高いビルに囲まれていて、中から見てみると都会の中にあるのだなぁと実感できます。
▲ 机だけになってしまった職員室。
▲ 教室も全て空っぽになっていました。
▲ 裏口(?)の階段。こちらの手すりも古い木製で年季が入っています。
▲ プール横にあった昭和44年(1969年)に4年生だった生徒の作品。ということは現在55歳ぐらいの方たちが小学校4年生の時に作ったということですね。
▲ 大名小学校の校舎が今後どのようになるかは未定とのことです。
とても歴史のある建物ですので、何かうまく活用できたら良いですね。