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【藤崎】猿田彦神社にある福博電車株式会社の社名が書かれた旗立石

猿田彦神社に福博電車株式会社の社名が書かれた石柱を見つけました。

[map addr=”福岡県福岡市早良区藤崎1丁目1−41”]
▲ 猿田彦神社の場所はこちら。

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▲ 猿田彦神社は年に数回の庚申日(こうしんび)にお参りをし、お猿の面を買うという行事が有名です。→ 福岡でよくみかける玄関先に飾ってある お猿の面の意味

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▲ 境内にはお猿の石像がたくさんあって面白いです。


▲ どのお猿も頬かむりをしていてかわいいです。

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▲ そんな猿田彦神社の正面にある鳥居。

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▲ そのすぐ後ろにある旗立石には「福博電車株式会社」と書かれています。

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▲ そのかたわれには「昭和十三年一月建立」とあります。

この福博電車株式会社については「No.356 近代福岡交通史2 チンチン電車が走っていた頃」より引用させてもらうと、↓次のような経緯で設立された会社だそうです。

明治45(1912)年に「吉塚線」、大正13(1924)年に「貝塚線」、そして、昭和2(1927)年に現在の大濠公園周辺で開催された東亜勧業博覧会にあわせて「城南線」が開通しました。

 福岡市内の路面電車は、「青切符」と呼ばれた福博電気軌道の路線を継承した会社と、「赤切符」と呼ばれた博多電気軌道の路線を継承する会社で運行されていました。昭和9年、東邦電力の軌道事業部門(福博電気軌道の系統)と博多電気軌道の軌道事業が統合されて、福博電車株式会社が誕生し、福岡市内の路面電車の経営が一元化されました。さらに、昭和17年には、福岡県内の5つの私鉄が合併して西日本鉄道株式会社が誕生しました。

これを読むと、福博電車株式会社は昭和9年〜昭和17年の間に存在していた社名で、現在の西鉄の元となった会社のようです。

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▲ 昭和11年の路線を見ると、猿田彦神社近くに「庚申前」という停車場があったようです。

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▲ どういった経緯で猿田彦神社に福博電車からこの旗立石が奉献されたのかは不明ですが、停車場も近くにあった関連で交通安全を祈願しての事だったのかもしれませんね。

猿田彦神社に立ち寄った際には確認してみてくださいね。

【参考サイト】
No.356 近代福岡交通史2 チンチン電車が走っていた頃

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Y氏こと山田孝之が福岡のちょっと変わった観光スポットや路上ネタを紹介します。著書:福岡路上遺産(海鳥社)
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