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【福岡城】実は微妙に残っている福岡城のお堀

福岡城をぐるりと取り囲んでいたお堀は北側を残してほとんど埋め立てられています。


▲ 現在残っているのは赤色で示した北側部分と、大濠公園になっている堀です。


▲ 埋め立てられている東側の部分がどうなっているかというと・・・


▲ 実は微妙にお堀が残っています。

小さい川というか溝というか、そんな感じになっていて完全に消滅しているわけではありません。


▲ その小さい川(溝)は舞鶴公園の東口から、


▲ こちらの美術館横のお堀の名残の池までつながっています。


▲ 水深5cmほどですが一応、お堀です。


大きな地図で見る
▲ 地図でもかすかに確認できます。

赤坂小学校と警固中学校に沿うように残っています。


▲ 赤坂小学校横の様子。


▲ 側面の土塁もお堀があったことを示す痕跡です。


▲ ずっとお堀をたどってパークハイツ赤坂というマンション裏まで来ると雷型にカーブしている場所があります。


▲ これはお城の防御機能であるの横矢掛りの跡です。(※ 横矢掛りとは?

江戸の風情をかすかに留める場所です。


▲ それをさらに進むと行き止まりになっていますが、元お堀だった川はちゃんと美術館横のお堀の名残の池までつながっています。

完全に埋め立てずに微妙に残しているというとは、やっぱり完全に消滅してしまうと水の循環的に問題があるのでしょうかね??

古地図の中の福岡・博多―1800年頃の町並み
宮崎 克則 福岡アーカイブ研究会
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Y氏(山田全自動)
ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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