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【福岡】辻堂口門が甦りました

2014年3月に博多の承天寺の近くに博多千年門という門が造られました。


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▲ 場所はこちらです。


▲ 承天寺の横の通りは博多千年門の完成と同時にきれいな道に舗装されています。


▲ えっ!?こんな道あったっけ??と思えるぐらいガラッと変わっています。


▲ こちらが博多千年門です。


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▲ ちなみに同じアングルからの以前の風景です。ビックリするほどキレイになっていますね!


▲ この博多千年門はその昔、この場所にあった辻堂口門という門を再現しているのだそうです。


▲ 1800年ごろの古地図を見てみると、確かに門が描かれていました。(※ 地図は「古地図の中の福岡・博多―1800年頃の町並み(宮崎 克則/福岡アーカイブ研究会/海鳥社)」より引用)

ちょうど、この前調べた房州濠(→ キャナルシティの近くに堀跡の石垣が?!)のところにあったようですね。

しかし、なぜ取り壊されてしまったのでしょうか??色々調べているのですがちょっとわからないんです・・・。このあたりに鉄道が通っていたはずですのでその関係でしょうか??


▲ 「博多千年」の文字は太宰府天満宮宮司の西高辻信良氏によるもの。西高辻信良氏はなんと菅原道真の直系のご氏族とのこと。


▲ 門のデザインは博多織の模様が施されていたりして現代風です。


▲ 博多の新しいシンボルになることを期待です!

【参考文献】
古地図の中の福岡・博多―1800年頃の町並み(宮崎 克則/福岡アーカイブ研究会/海鳥社)

古地図の中の福岡・博多―1800年頃の町並み
宮崎 克則 福岡アーカイブ研究会
海鳥社
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Y氏(山田全自動)
ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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