【箱崎】筥崎宮大鳥居が2018年4月で解体
投稿日: | カテゴリー:寺社仏閣
国道3号線沿いにある筥崎宮大鳥居が2018年4月で解体となるそうです。
▲ 国道3号線を走っていると筥崎宮参道に巨大な鳥居があります。
この鳥居が2018年4月で解体されるそうです。
筥崎宮大鳥居、惜しまれ引退 88年前建立、安全確保へ解体 再建予定なく住民「寂しい」|西日本新聞
▲ 解体の理由は老朽化。モルタルが劣化して落下する恐れがあるためとのことです。
▲ ぱっと見、老朽化しているようには感じませんが、よく見てみると亀裂が入ったりしています。
▲ この鳥居は田川市の初代市長を務めた林田春次郎氏が昭和5(1930)年に寄進して建立されました。
▲ 当時はこの鳥居のすぐ脇にお汐井浜があり、海に面していましたが、昭和5年〜10年の間の埋め立てによって現在のように海岸線からは少し離れた場所となりました。
▲ この高燈籠はかつてここが海に面していたことのなごりで博多湾の灯台としても使われていたのだそうです。(参考記事→筥崎宮の参道入口にある巨大な灯籠)
▲ 扁額の文字は当時の福岡県知事であった松本学氏によるものです。
▲ 以前から安全性の調査は行われていたそうですが、約90年近く前のものなので意外と老朽化が進んでいたみたいですね。
▲ 鳥居がなくなると象徴的だったこの風景も一変するのかもしれませんね。
【参考サイト】
・筥崎宮大鳥居の解体に思う。|博多湾つれづれ紀行 益田啓一郎のブログ
・筥崎宮大鳥居、惜しまれ引退 88年前建立、安全確保へ解体 再建予定なく住民「寂しい」|西日本新聞
・大鳥居、4月末までに解体 惜しむ声 福岡