【福岡の絵葉書】福岡市東公園を古写真と比較
東公園の古い絵葉書(古写真)と現在の様子を比較してみました。
▲ 東公園の場所はこちらです。
現在は公園というよりは公的機関が集中して置かれている場所というイメージが強いですが、古い福岡のガイドブックやパンフレット、古写真などを確認すると東公園は「名所」として度々紹介されています。
今回使用した絵葉書も「福博名所」「博多名所」「福岡名所」と書かれています。
▲ まずはこちら。公園入口の石塔のある道です。
この道は現在 県道となっています。
東公園は松原を整備して作られた公園ですので、以前は何もなくガラ~ンとした様子ですね。
▲ 現在の様子と重ねるとこんな感じです。
この道は現在 県道となっていますので公園の入口感はあまりないですね。
北東方面に進んでいきましょう。
▲ 次はこちら。左端に亀山上皇像が見えることから、おそらく十日恵比須神社と日蓮聖人像方面への分岐の部分だと思われます。
▲ 現在はこうなっています。
木々が生い茂っていて この場所からだと亀山上皇像が見えなくなってしまっていますね。
▲ 亀山上皇像です。今はあまり人もいなくてひっそりとしていますが、当時はたくさんの人でにぎわっていたのですね。
▲ 現在の様子と比べてみましょう。
背後にマンションなどがたくさん建てられていますね。
木々も現在のほうが豊かです。
▲ そして亀山上皇像前から左を向き日蓮聖人像を方面を見た様子です。
中央部分に日蓮聖人像が見えますね。
▲ しかし、今は木々がさかえて見えなくなっています。
池も色々とアレンジが加えられて小さくなってしまったようです。
▲ そして最後は日蓮聖人像です。
▲ こちらは現在と比較してもさほど変わりはないですね。
後ろの木々が成長していることと、バックに建設中(整備中?)の建物があるぐらいでしょうか。
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東公園は県道を通ってチラ見したことはあったのですが、実際に車をおりて歩いたのは実は はじめてでした。
大濠公園ほどレジャースポット的にはなっていない気もしますが、行ってみると結構いい場所ですね。
亀山上皇像や日蓮聖人像、元寇史料館など歴史が好きな人などにはむしろこちらのほうが楽しめるかもしれません。