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【長崎】日本初の貿易商社「亀山社中」の跡

長崎にある亀山社中記念館に行ってきました。


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▲ 場所はこちらです。けっこう山の上にあります。ふもとから歩いて行くこともできますが、かなりハードです。タクシーで行けるところまで行ってそこから歩くことをおすすめします。


▲ 車で行った場合ですが、駐車場が全然ありません。が、草野金魚屋という金魚屋さんが一部スペースを駐車場として時間貸ししていますので、ここに停めると良いかと思います。


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▲ 草野金魚屋の場所はこちら。たぶん時間貸しをしている駐車場では一番近いと思います。


▲ とは言ってもそこから10分ほど歩く必要があります。でも基本下り坂です。(※ なので当然 帰りは上り坂になります)


▲ 小さい道が入り組んでいますが、いたるところに案内が出ていますので道に迷うことはないと思います。


▲ 所々で眺めの良い場所があります。


▲ ずっとこういう感じの道が続きます。知り合いの実家がこの辺だと言っていたなぁ。ここを毎日通勤、通学するのは大変だろうな。


▲ そんなことを考えていたら到着しました。


▲ 落ち着きのある建物でほっこりします。


▲ 中は当時の様子を再現した造りになっています。あと、色んな展示品もあります。

亀山社中は坂本龍馬が薩摩藩の後ろ盾で設立した”貿易商社+私設海軍”と言った感じの組織で、後の海援隊の前身となったものです。

基本は武器の取引を中心としていて、第二次長州征伐の時には下関で幕府を相手に軍艦で戦ったりもしています。なので、どちらかと言えば軍事色の強い組織だったようです。

亀山社中を設立する時に、「世間の動向をいち早く察知するために長崎を見渡せるこの場所を選んだ」とか、「脱藩者の龍馬は身を隠す必要があったのでひと目につかないこの場所を選んだ」と言われています。


でも龍馬は丸山(長崎の歓楽街)で堂々と遊んだりしていたようで身を隠すような素振りはあまり無かったようです。

実際の所は龍馬の大きな後ろ盾となっていた小曽根家がこの場所に所有していた亀山焼工場の跡地を貸してくれたから、たまたまこの場所になったのではないかと思われます。


▲ その後、この建物は普通の民家となっていて、特に注目されることも無かったそうですが、龍馬の人気とともに知名度を上げ、平成21年から一般開放されました。


▲ 建物は改築された跡があるそうで、どの部分がどの時代に改築されたのかは不明なのだそうです。

ただ、メインとなる梁は昔のものなので、現在の建物とそう大きく違わないものが亀山社中時代に使われていたと考えられているそうです。


▲ 色んな貴重な展示品があり、グッズ・書籍も販売されていますのでけっこう楽しめる施設です。龍馬好きの方はぜひ!

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【こぼればなし】

KADOKAWAが新しくはじめたスマートフォン向け地域情報メディアサービス「Walker47(http://www.walker47.jp)」で福岡市の長浜・舞鶴地区の地域編集長をすることになりました。よろしくお願いします!

Y氏(山田全自動)
ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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