黒田官兵衛が使った井戸
投稿日: | カテゴリー:寺社仏閣
太宰府天満宮の境内に黒田官兵衛が使っていたと言わる井戸が残されています。
▲ 宝物殿の横あたりにあるこちらの井戸です。
▲ 官兵衛は福岡に来たのち、福岡城が完成するまでの2年間を太宰府天満宮で過ごしています。
官兵衛は連歌と茶の湯に精通していて、当時、連歌の神様であるとされていた菅原道真ゆかりの地に住みたいと希望して太宰府天満宮にやってきたと言われています。
▲ 黒田家ゆかりの眼薬の木というものがありました。黒田家は秘伝の眼薬を売ることで繁栄したと言われています。
▲ 井戸の近くには「如水社」とされる社殿が建てられています。
官兵衛はこのあたりに屋敷を構え、妻の光姫や息子の長政と連歌を楽しんだそうです。
太宰府では
松むめ(梅)や 末ながかれと みどりたつ 、山よりつづく さとはふく岡
と「福岡」という地名が出てくる「夢想之連歌」を歌っています。
▲ 太宰府で2年間をすごした後、福岡城の御鷹屋敷で隠居生活をおくったのだそうです。
▲ この動画でとてもわかりやすい解説がされていましたのでこちらもぜひ。
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