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【菊池市】なぜ熊本に?!孔子にちなんだ超本格的な中国宮廷建築がそびえる孔子公園

菊池市の孔子にちなんだ孔子公園で超本格派な中国宮廷建築を鑑賞しよう!しかしなぜ孔子が熊本に・・・?!

孔子公園へのアクセス方法

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▲ 孔子公園の住所は「熊本県菊池市泗水町豊水3381」です。

公共交通機関で行く場合はバスを使うことになります。熊本の中心部からであれば「通町筋」バス停から菊池温泉方面の「北1」「北2」「北3」のいずれかに乗り、「泗水・孔子公園前」のバス停で降りて下さい。時間は1時間ほど、料金は600円ぐらいです。バスは30分に一本ぐらいは出ています。

車で行く場合は道の駅が併設していますので、そちらの駐車場に無料で駐めることができます。

孔子公園へ行ってみよう

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▲ 孔子公園正面の門。いきなり本格的。「〇〇を再現した」みたいな公園はけっこうチープなことが多いですが、ここはガチなやつです。

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▲ 門をくぐると、回廊式の宮廷が!

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▲ 装飾も非常に細かくハリボテ感ナシ!

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▲ ここは中国かな?と思えるほどのクオリティーで本気度がビシビシ伝わってきます。

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▲ 中には孔子の像が・・・!

それにしてもなぜ熊本の菊池市に??

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▲ で、疑問に思うのがやはり「なぜ熊本に孔子が?!」ということ。

熊本と孔子、いったいどんな関係があるの??

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▲ 実はルーツは明治時代にあります。

明治22(1889)年、日本では市制・町村制が公布され、各地で市町村の名前を決めることになりました。

この近辺はかつて合志(ごうし)郡と言われる地域でした。

そして、初代村長となる西佐一郎氏は孔子(こうし)をいたく尊敬していたのだとか。

合志・・・ごうし・・・こうし・・・孔子!!よし!孔子の出身地である泗水(しすい)を拝借して泗水村としよう!

そんなウソみたいなマジカルバナナ方式で村の名前が考えられたのだそうな。

また、鞍岳川、矢護川、若木川、小原川の4本の川が合流する場所であったことも決め手となり、正式に泗水村となったのだそうです。

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▲ そのおかげで今では孔子にちなんだ祭が開催されたり、このように超本格派な中国宮廷建築を取り入れた孔子公園が作られたりして町おこしに一役買っているというわけです。

みどころ その1:回廊・方亭

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▲ それにしてもとんでもないクオリティーのこの建物たち。それもそのハズ、中国から実際に建築家を招いて、本場の技術を導入したものなのだそうですよ。

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▲ 回廊には三国志や花鳥風月、山水画があしらわれています。

非常に繊細に書き込まれた美しい画、じっくり鑑賞しましょう。

みどころ その2:祀聖亭(六角亭)

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▲ この建物は祀聖亭(しせいてい)と言われるもので中国宮廷に用いられる瑠璃瓦があしらわれています。階段には細かい龍の彫刻が施されていますが、これは皇帝専用のものを再現しているそうです。

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▲ 祀聖亭の中にある孔子像の石材は本場中国のものが使用されています。何から何まで本格的。

みどころ その3:孔子と仕官たちのマネキン

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▲ 孔子と仕官たちのマネキンも展示されています。

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▲ これまた本格的な衣装を身にまとった人がズラリ。

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▲ ちょっと西洋系の顔立ちでした笑

みどころ その4:記念品コーナー

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▲ 記念品コーナーもあります。

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▲ 孔子にちなんだ学問にご利益があるお守りから、まったく孔子にちなまないものまで品ぞろえ豊富。

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▲ こちらの孔子像は2万円〜3万円で非常に試される価格&重さです。あなただけのマイ孔子、いかがでしょうか?

孔子公園の動画

まとめ

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▲ 驚くほど本格的な中国宮廷建築を見れる孔子公園。ロケーションが非常に良いことからコスプレのイベントが開催されたりもしているようですよ。

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▲ 周囲はとてものどかな風景が広がっていますので、のんびりと休日ドライブ、バス旅にいかがでしょうか?

【孔子公園】

住所:熊本県菊池市豊水3381
問い合わせ先:0968-38-6100
開園時間:8:30~17:00
休園日:なし
入園料:無料

Q & A

この他に近隣に立ち寄りスポットはある?
公園の横に菊池歴史文化資料館(菊池飛行機ミュージアム)というちょっとした展示室があります。少し離れた場所に「七城メロンドーム」というメロン型の道の駅があります。
人は多い?
横のグラウンドで子供がサッカーをしたりしています。道の駅も横にありますので、休日は少し人が多いかもしれません。平日の昼はほぼ誰もいませんでした。
Y氏(山田全自動)
ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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