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【熊本】画と雑貨と珍品の店 モラトリアムが数メートル移店したらすごいことになっていました

このブログで何回登場すんだよ というぐらい度々出てくる熊本の河原町繊維問屋街にある「モラトリアム」ですが、この度 数メートル移店したとのことでしたので偵察に行ってまいりました。


大きな地図で見る
▲ 場所はこちらです。


▲ 一応、河原町繊維問屋街についてご存じない方のために説明しますと、一昔前に繊維問屋が密集していた場所が昭和の雰囲気そのままに残されているレトロな空間です。


▲ 現在は繊維問屋は数店を残すのみとなっているようですが、看板などは昔のまま残っていてすごい味が出ています。

↓ 詳しくはこちらの記事を参照
【熊本市】河原町繊維問屋街が昭和すぎる

画と雑貨と珍品の店 モラトリアムはそんな河原町繊維問屋街にあるカオティックなレトロ雑貨店です。

旧店舗は河原町繊維問屋街の奥の方にあったのですが、この度めでたく(?)数メートル手前に移店しました。数メートルなので場所は旧店舗とほぼ変わっていません。


▲ 新モラトリアムの入口。


▲ 出迎えてくれるのはかわいい人形と、逆に そのかわいさが微妙に狂気を漂わせるような人形たち。


▲ シンデレラの絵が描かれた羽子板が売られているのはモラトリアムぐらいしかないでしょう。


▲ あいかわらず いろいろすごい!というか前よりカオスさがアップしている?!


▲ 今流行の「コップのフチ鮫くん」らしいです。


▲ 手製のバッヂ。店主のナカムラさんは画家でもあります。


▲ 新モラトリアムは なんと2階建てなんです。2階がまたすごかった!この階段を登って行くと・・・


▲ 素敵すぎる空間が!


▲ 動画も撮ってみました。


▲ ホント画になるなぁ。


▲ 将来的に絶対僕も自分の部屋、もしくは事務所をこんな風にするんだぁ・・・で、蓄音機で音楽聴いたり いろいろしよう・・・と妄想が膨らみます。


▲ 2階にはナカムラさんの絵も並べられています。


▲ イスに座ってじっくり鑑賞・・・。


▲ 小一時間ほど物色して色々GET。「何に使うの?」と聞かれたら「今から考えます」というようなノリで買ってしまうんですよね。そういう魔力がありますよ このお店は。


▲ まずは万国旗。ゴミだと思ったアナタ!・・・・その通りです。いや、でもこれ珍品ですよ。

ここに含まれている国旗、含まれていない国旗を考えると当時の情勢が何となく推測できそうです。


▲ 大阪の電車地図。


▲ 何かよくわからない薬の箱。何かに使います。


紀元二千六百年記念行事の記念章。「紀元節又は紀元二千六百年式典に招かれた者、及び式典の事務並びに要務に関与した者(Wikipedia記念章より引用)」が授与対象者だったそう。


▲ 帝国軍人後援会の有功会員に授与されたバッヂ。デザインは八咫烏かな?純銀製らしい。


▲ 大阪の絵葉書。


▲ 大阪三越の絵葉書。


▲ このややユルいアール・ヌーヴォーデザインが愛らしいです。


▲ 大正11年開催の平和記念東京博覧会の絵葉書。

大正デモクラシーの頃に文化国家であることを示す目的で開催された博覧会とのこと。


▲ こちらもまた典型的な大正ロマンといった感じのアール・ヌーヴォーデザインです。でも足元に刈り取られた稲がありますし、よく見ると女神の服装もどことなく和風。和洋折衷なデザインが面白いです。


▲ 太宰府天満宮の参道の手彩色絵葉書。明治終わりから大正初期ぐらいでしょうかね。みんな203高地髷です。


▲ あとはナカムラさんお手製のバッヂ。これがまた良い味出してるんです。

ホントに色々と面白いものがたくさんありますのでオススメです!

・モラトリアムのfacebookページはこちら → モラトリアムーmoratoriumー(ナカムラ佳子の店)

【過去の紹介記事はこちら】
【熊本市】レトロの掘り出し物が大量に!画と雑貨と珍品の店「モラトリアム」
不思議な力に吸い寄せられて再び河原町繊維問屋街の「モラトリアム」に行ってきました
【熊本】画と雑貨と珍品の店 モラトリアム

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【こぼればなし】

レジ横の神棚風の場所は非売品の宝物コーナーらしい!

Y氏(山田全自動)
ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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