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【九大】現役九大生から九州大学のディープなスポットを案内してもらった

現役九大生から九州大学のディープなスポットを案内してもらったら予想以上にすごかった・・・・。

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▲ 九州大学の箱崎キャンパスは糸島に新たに作られた伊都キャンパスへ移転することとなり、現在その跡地の利用をどうするか、建物をどうするかなど何かと話題になっています。

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まだ古い建物の取り壊しに関しては未定の部分が多いようですが、とりあえず現在の状態を見ておきたいと常々考えていました。

そんな矢先、現役九大生から連絡をもらい九大のキャンパスを案内してもらえることに。

これは色々と見れるチャンス!ということで九大へ行ってきました。

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▲ 案内してくれたのはこちらの二人。植田くん(左)と田中(yakkll)くん(右)。

二人は医学部の学生で医者の卵として日々勉学に励んでいるのだそうですが、街中でシブいものを見つけて記録していく「シブログ!」という活動もしているのだとか。

とにかく「シブい!」と思ったら写真に収め、シブログ!にストックしていくというスタイル。

この二人の案内ならば期待できそうだ。

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▲ まず案内してくれたのがこちら。

これは・・・自販機?!

ごくごく普通のタイプ。

特に変わった商品が売っているというわけでもなさそうですが・・・。

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▲ すると、「この自販機の裏の隙間を覗いてみてみて下さい」と言われ、隙間に目をやると・・・・






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▲ おぉ!これはすごい!「決戦の三里塚へ」「中核派」などの文字が!

1970年ぐらいの学生運動の貼り紙がこんな場所にまだ残っていたとは・・・・!!

学生運動があったという話は聞いたことがありますが、こうやってモノが残っていると本当にやっていたんだなぁと実感できますね。

というか、そもそも彼らはなんでこんなところ覗いてみようと思ったのだろう 笑

二人が言うには、もっとすごいものがあるということでちょっと移動。

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▲ こちらは某建物の細い路地。

ここの妙に汚れた壁をよく見てみると・・・・






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▲ ここにもとんでもない数の学生運動のポスターの跡が!

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▲ はっきりと確認はできませんが学生運動っぽいキーワードがチラホラ。

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▲ う〜ん、これはディープだ・・・。

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▲ 次に案内してくれたのがこちらの建物。

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▲ 「応用化学教室」と書かれています。

確かにレトロな建物ではありますが、九大の中には古い建物はたくさんありますし、この建物がとりわけ特別な感じはしません。

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▲ で、二人が注目してほしいと言ったのがこの壁。

古い建物なのでかなり黒く汚れています。

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▲ でもこの黒いものは汚れではなく意図的に塗られたものなのだそうです。

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▲ 実はこの建物は戦時中に空襲の標的にされないようにするために黒く着色されていたのだそうです。

その跡が現在でもこのような形で残っているのだとか。

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▲ 確かに礎石の部分を見るとペンキが垂れたような状態になっています。

これを見ると、いかに急ピッチで対策がとられたかということがわかりますね。

当時の切迫した状況が伝わってくるようです。

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▲ 同じように黒く塗られた跡があるこちらの建物も教えてもらいました。

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▲ 遠くから見ても分かるほど黒い跡が残っています。

塗り方も荒く、急いで塗られたことがわかります。

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▲ この建物は航空工学教室があったため特に空襲の標的にされやすく早急な対応が求められたのでしょう。

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▲ 建物の裏側にまわるとこのような感じ。

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▲ なまなましい跡が今でも残されています。

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▲ また、二人は漢字マニアでもあるそうで、旧漢字や変わった表記の漢字も収集しているのだとか。

ちなみに植田くん(写真左)は漢字検定準1級を持っているのだそう。

漢字検定の準1級以上は激ムズ検定として有名です。はっきり言ってヘンタイレベル。

なんだかスゴイです。

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▲ で、そんな彼らが見せてくれたのがこちら。

一見普通にスルーしてしまいそうな「電気室」。

この「電」が「雨」かんむりではなく「両」になっている所がシブいのだそう。

確かにちょっとレトロな雰囲気があっておもしろい。

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▲ これも言われないと全く気がつかないのですが、「火災報知器」の「器」の「大」が「犬」になっているのがポイントなのだとか。

おぉ!言われてみれば!

でもここまでいくと軽いフェチズムだな。

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▲ 「臨」の「臣」を「リ」として表現。

このように一部をカタカナに変換して省略するパターンは注意深くみていると意外と見つけることができるらしく「機」の「幾」を「キ」にしているものなどがあるそう。

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▲ 「黒」が若干違う。

う〜ん、こうやって数をこなしていくとだんだんおもしろく感じてくるものですね。

この日以来、ずっと変則漢字を探してしまっている自分がいたりしてちょっと悔しいです。

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▲ 最後に案内してくれたのが医学部のキャンパスにあるこちらの建物。

もともと繋がっていたと思われる建物が分断されて巨大なトマソンが発生しています。(→トマソンとは?

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▲ これと、

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▲ これが繋がっていたようです。

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▲ あまりの感動についつい自分もトマソンに入って記念撮影。

「まるでドールハウスみたいですね」という彼らのコメントもちょっと面白くて悔しい。

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▲ その他にもおかしな所に自生している植物(「勝手にプランター」と呼んでいるらしい)などディープすぎるものをここでは紹介しきれないほどたくさん教えてもらいました。

立派で歴史ある建物の記録はたくさん残されていきそうですが、こういったものは誰からも注目されること無くひっそりと駆逐されていくでしょうから、見れるうちに見ておきたいものですね。

そういう意味で「シブログ!」のような活動は後々貴重な資料になりそうな気がします。

シブログ! → http://shibulog.tumblr.com/

田中くんのInstagram → https://instagram.com/yakkll/

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Y氏こと山田孝之が福岡のちょっと変わった観光スポットや路上ネタを紹介します。著書:福岡路上遺産(海鳥社)
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