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【直方】かつて炭鉱で栄えた直方のレトロな街並みを歩く その2

かつて炭鉱で栄えた直方のレトロな街並みを歩く その2です。↓ かつて炭鉱で栄えた直方のレトロな街並みを歩く その1はこちら
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▲ 多賀神社から少し歩いたところに多賀公園という公園があります。

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▲ この多賀公園は貝島家の本邸があった場所です。

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▲ 公園の一角には貝島太助の銅像が。

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▲ 貝島財閥は石炭需要の衰退と運命を共にしましたが、これは色々と多角化せず、石炭事業に集中してそれ以外のことはしないという家訓を忠実に守ったからという話を聞いたことがあります

現在の直方をどのような気持ちで見つめているのでしょうか。

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▲ このような碑もありました。

鴎外 森林太郎は第十二師団軍医部長として小倉に居住する間明治三十三年十月 演習のため直方を訪れ貝島邸に宿泊した 主人太助翁に会い「五十歳計の偉丈夫なり」との印象 並びに翁所蔵の画幅について日記に書き留めた


貝島家関連の邸宅は福岡市の高宮にもありました。

タモリなど著名人を多数輩出した街 高宮界隈を歩く

また、城南区の友泉亭もかつては貝島家が所有していたことがあるそうです。→ 黒田家の別邸跡 友泉亭

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▲ 味のある路地裏。こういった路地がいたるところにあって散策が楽しいです。

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▲ これまたレトロなビルディングを発見。

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▲ そして直方の商店街の中でもひときわレトロだったのが須崎町の商店街。

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▲ 軒並みシャッター商店街化していますが、独特の趣きのある場所です。たぶん直方の商店街では一番古い部類ではないでしょうか。

写真作品のロケ地としても良さそう。

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▲ 人はまばらですが、猫はいました。

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▲ 殿町地区は「直方レトロ」とよばれているようですが、こちらもレトロ。

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▲ ひときわレトロさを放つ廃パチンコを発見。

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▲ もちろん開店はしていないです。

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▲ 中をのぞいてみると昔懐かしいホールが。まだ椅子は固定式ではなかったようですね。

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▲ アーケード商店街が維持できず各地で取り壊しが進められていますが、このレトロな雰囲気は是非残してもらいたい!でも現実問題はなかなかそうもいかないかもしれません。

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▲ 近代建築物や名産品なんかも多いので門司港や豊後高田市のように「レトロ」を武器に活性化できれば訪れる人も増えるかもしれませんね。

Y氏(山田全自動)
ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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