【福岡市】空港横の小山にある気になる建物の正体は…
投稿日: | カテゴリー:レトロ建築
空港横の小山に気になる建物があります。
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▲ 場所はここです。福岡空港の敷地から100メートルほどの場所にあります。
▲ この道を通っている時に、
▲ この農林水産省福岡政府倉庫の建物の裏にある小山を見ると・・・
▲ こんな感じの建物が山に埋まっているのが見えます。
▲ ここを通るたびに何なのかな〜と気になっていました。クリックで拡大
▲ しかも、よく見ると「DANGER」と英語で書かれているのが見えます。
政府倉庫の裏手にある謎の建物なので何か秘密が隠されているに違いない!!と思っていたのですが、「福岡の近代化遺産/弦書房 九州産業考古学会」という本を見ていたらこの建物が何なのかが書かれていました。
▲ なんとこの建物は昔の弾薬庫跡なのだそうです。
本によると、
弾薬庫跡はコンクリートで作られた掩体壕に似た巨大な遺構で、正面三ヶ所に入口がある。戦前北九州・小倉にあった山田弾薬庫から弾薬が運ばれ、ここで弾薬の充填作業や保管が行われていたものと思われる。米軍が板付基地を返還する七二年まで使用されていたと考えられる。その後は全面に農林省が倉庫を建設し、福岡政府倉庫として使用されている。(P.110 より引用)
ということだそうで、戦前は日本軍が使用していて、敗戦後はGHQに接収されていたということのようです。
それにしても現在 中がどうなっているか気になるところです。
【こぼればなし】
阿部寛が1988年に出していたCD「ABE」を買ってみました。ほとんどの曲が松本隆の作詞で財津和夫が作曲している曲もあったりして何気に名盤です。そして阿部寛めちゃめちゃ歌上手いです。いい声。→ iTunesで試聴できます。