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【佐賀】鳥栖出身の人は「鳥栖は何もない所」と言うが行ってみたらスゴイいろいろあった!

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鳥栖出身の人に「鳥栖ってどんなところ?」と聞くと「何もない所」と言われることが多いので実際に行ってみました。

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▲ 佐賀県鳥栖市。

[map addr=”佐賀県鳥栖市宿町1118”]
▲ 場所はこちら

かくいうわたくしも佐賀県出身なのですが、佐賀県でもわりと南寄り、かつ長崎に近い鹿島市の出身であるため鳥栖はなんとなく縁遠い存在。

鳥栖出身の人に鳥栖について聞いてみても「何もない所」という回答や「福岡のベッドタウン」的な回答ばかり。

でも孫正義も鳥栖の出身ですし、J1リーグに所属するサガン鳥栖だってあります。

そんな所が何もないはずはない!ということで実際に行ってみました。

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▲ 博多から各駅停車の電車で約50分、鳥栖駅に到着です。

木造建築のレトロな駅舎がカッコイイ。

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▲ 調べてみると、なんと1903(明治36)年の建築なんだとか。

こちらの写真を見てみると昔からほとんど変わってないんだな。

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▲ 窓枠もオシャレ。

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▲ この柱はタクシーが突っ込んで折れたことがあるらしいですが、この雰囲気を損ねたくないということから造り変えず修理してそのまま使っているのだそう。

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▲ あと、駅舎の柱に鳥栖新聞なるボックスが。

Wikipediaの鳥栖新聞によると

鳥栖新聞(とすしんぶん)は、鳥栖新聞社が発行する隔週刊の無料配布新聞である。1972年7月創刊。毎月第2・第4土曜日発行で、公称部数は18200部。13200部が新聞折込、5000部が市役所や鳥栖駅、銀行等で無料配布される。

とのこと。

こういう新聞がフリーで成り立つほど経済が活発ということなんでしょうかね?

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▲ 駅前にはデ〜ンとでっかい「鳥栖ビル」があります。これまた年季が入った感じでイイね。

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▲ 地下飲食店街もあるのか!

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▲ 気になるな・・・。

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▲ 喫茶店もあるみたいだしここは後で行ってみよう。

せっかく鳥栖に来たんだし孫正義の生家跡もチェックしてみることに。

ということで駅から北方向に進みます。

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▲ 途中には元旅館の建物があったりして楽しいです。

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▲ 駅から線路沿いを歩くこと数分。

この辺りに孫正義の生家があったらしいです。

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▲ この西日本銃砲火薬店は昔からあるらしく、成功してビッグになった孫正義があるときふらっと鳥栖に立ち寄り、このお店の店主さんと再開を喜んだなんていうエピソードもあったのだとか。

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▲ 一旦駅方向に戻り、駅の東側界隈を見てみることに。

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▲ 駅前にあった「サントス」という喫茶店。

外観はかなり良さそうだったのですが残念ながら今は営業していない様子。廃業してしまったのでしょうか?

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▲ ◯◯音響堂なんていう屋号のお店跡があったりしてビックリ。

蓄音機を売ったりしていたのかな。

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▲ 駅前に軒を連ねる飲食店も風情があって素敵です。

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▲ 駅前の通りから南西方向(写真右方向)に進むと飲み屋街が広がっています。

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▲ ここもまた味があって良い雰囲気。

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▲ スナック「ロック」。建物カッコイイ。

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▲ 飲み屋が集まる複合ビル。

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▲ このイラスト、80〜90年代のバブルっぽさがあっていいですね〜。

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▲ そして先程の複合ビルの裏側にはさらにレトロなゾーンが。

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▲ 昭和感たっぷりの「矢壁餅・饅頭・赤飯店」。

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▲ このショーケース。歴史を感じます。

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▲ その横にもレトロな「酒井食料品店」。

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▲ まだ塩が専売だった頃のホーロー看板が残っていました。これは貴重だ!

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▲ レトロゾーンを抜けると駅前の本通りにでますが、この本通り沿いにも70’s〜80’sっぽい建物が多く楽しいです。

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▲ この装飾!ポップでたまらん!

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▲ これなんて外国っぽささえ漂ってます。鳥栖、オシャレだな!

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▲ 甲木(かつき)はきもの店。

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▲ 中をのぞいてみるとシンプルでユースフルそうな靴が。安いな!

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▲ これなんて普通に欲しいんだけど。残念ながら定休日だったようで中への潜入はできませんでした。

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▲ そして甲木はきもの店と隣のビルの間には小さなアーケード街「中央市場商店街」があります。

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▲ 昭和から時が止まってしまったようなエリアです。

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▲ 角が丸くなった建物。素晴らしいです。

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▲ この中央市場商店街で有名なのが「八起のキャンデー」。

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▲ アイスキャンデーが名物なのですが、この日は気温5度の寒さでしたのでぜんざいを食べて行くことに。

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▲ 店内にはイートインスペースがあり、ここがまた独特の雰囲気で良いんです。

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▲ 壁面には鳥栖の昔の写真や絵が飾られています。

シーンとした空間でおじちゃんの作業する音がカタカタと響いてなんだかノスタルジックな気持ちに。

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▲ ぜんざいの「小」を注文したのですが、十分すぎるほどのボリューム。ダルマの絵が描かれた湯のみもイイね!

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▲ 途中、たくあんで口直しをしつつ食べると最高に美味しいです。あったまります。

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▲ 東側エリアを一通り楽しんだので駅前の鳥栖ビルに戻ります。

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▲ 地下飲食店街に潜入。

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▲ 階段を降りたところの壁面のタイルが不思議な形。

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▲ よく見ると粘土細工みたいにひとつひとつ細かく模様がつけられていました。

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▲ 「信玄」とか文字が書かれていたりするし、なんなんだろこれ??

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▲ しかも鳥栖ビルの階段、三角系の螺旋階段になってるじゃん!こんな渋カッコイイビルがあったなんて!

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▲ そして地下飲食店街へ。

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▲ ちょっとアレな屋号も発見!

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▲ しゃれたスナックもあります。

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▲ そうかと思うとこんなカワイイ案内版も。「お互にキレイに致しましょう」

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▲ あと、灰皿に貼られていたタバコのシールが20本200円だった。今の半分以下の価格。

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▲ さきほど表に出ていた看板の喫茶店「いち木」。

チラッとのぞいてみると良さ気な雰囲気だったのでちょっと立ち寄ってみることに。

中に入ると・・・・

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▲ おぉ!!なんだこのレトロさは!めちゃめちゃオシャレな空間だ!

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▲ しかもカウンターの壁面にはスピーカーがびっしり並んでいます。

奥さんに話を伺うと、スピーカの数はなんと120個!

元々名曲喫茶として営業されていたお店で昔はクラシックなどを流していたのだとか。

現在は奥さんの趣味なのか洋楽のポップスが流されていましたが音質がヤバい!

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▲ 天井が蛇腹のようになっているのですが、これも音響を良くするためのものなんだそうです。

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▲ 前のオーナーが10年ぐらい営業した後、奥さんが引き継ぎそれから30年近く営業しているらしいです。

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▲ 店内には古いオーディオ機器もたくさん。昔のオーディオ機器ってなんでこんなにカッコイイんでしょう。

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▲ にしてもこんなスゴイ店があったとは!鳥栖スゴイよ!

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▲ 客席もゆったりくつろげる空間になっていて良い雰囲気。

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▲ メニューはこんな感じです。

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▲ 手作りだというフルーツケーキが食べたかったのですが残念ながらこの日は品切れ。

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▲ 今回はいち木ブレンドコーヒーを注文。

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▲ 奥さんが言うには、この「いち木」がある鳥栖ビルは数年後には取り壊し予定だそうです。

この空間がなくなってしまうなんて・・・。悲しすぎる・・・。

ネットでもぜんぜん取り上げられてなくてまさに穴場スポット。

これは良いお店を見つけたな。なくなってしまう前にまた行こう。

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▲ 再び駅に戻りましたが、もう一つ行ってみたいスポットがあります。

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▲ それが鳥栖駅のホームにある立ち食いうどん・そばの中央軒。

ここのうどんが超絶美味しいらしいのです。

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▲ 鳥栖駅には1〜6番まで乗り場があり各ホームに中央軒があるのですが、なぜか5・6番乗り場にある中央軒が一番美味しいのだとか。

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▲ ということで5・6番乗り場の中央軒へやってきました。

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▲ 店舗に掲示されていた承認年月日を見てみると昭和30年6月3日になっていました。かなり古くからあるお店のようです。

聞くところによると九州で一番最初に駅のホームに立ち食いそば屋をオープンしたのが中央軒なのだとか。

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▲ 外は新しく造り変えられているようですが、中を見てみるとレトロ感が残っていました。

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▲ で、この中央軒で一番人気なのがかしわうどんとのことなので素直にかしわうどんを注文。

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▲ 手際よく作ってくれますので注文から約30秒で完成。電車の待ち時間にサッと食べられていいですね。

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▲ そしてこちらがそのかしわうどん。

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▲ これはウマそうだ!立ち食いってなぜか妙においしそうに感じますよね。

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▲ わりとしっかりしたコシのある麺がウマいです!スープも香ばしい!

あったまります。

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▲ そぼろ状になったかしわも脂っこすぎずさっぱりおいしいです。

わざわざこれを食べるためだけに鳥栖駅を訪れる人もいるという中央軒のかしわうどん。最高でした。

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▲ 「鳥栖には何もない」と聞いていましたが行ってみるとめちゃめちゃいろいろありました。

鳥栖に興味が出た方、とりあえず鳥栖ビルがなくなる前にはぜひ行ってもらいたいものです。

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Y氏こと山田孝之が福岡のちょっと変わった観光スポットや路上ネタを紹介します。著書:福岡路上遺産(海鳥社)
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