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【福岡市】マリア像?長圓寺・聖福寺・春吉某所で見つけた同じ形の石

長圓寺・聖福寺・春吉某所の3ヶ所で同じ形の石碑のようなものをみつけました。

長圓寺

まず、上人橋通りにある長圓寺のものがこちら。


▲ ちょっと変わった不思議な形です。高さは80cmほどでしょうか。

何となく十字架っぽい形。


▲ 人物が掘られていますが、よくわかりません。

袈裟のようにも見えますし、西洋風な格好にも見えます。

聖福寺

聖福寺が現在、撮影禁止のようだったので写真はありませんが、こちらのサイト→聖福寺(蒙古碇石)に載っていました。

香正寺のものとほぼ同じ形です。

こちらも人物が掘られているようでしたが、同様に劣化していてよくわかりません。

このページには「キリスト教の墓標」として紹介されていました。

春吉某所

そして、春吉某所でも同じ形の物を発見しました。

私有地かどうかよくわからない場所にあったので一応「某所」とします。


▲ 駐車場っぽい道端にポツンとありました。

こちらはかなり状態がいいですね。


▲ 尼さんのよう見えますが、マリア像のようにも見えます。

これらは一体何なのでしょうかね??

気になったので色々と調べてみたら、こちらのページをみつけました。

織部灯籠
http://www.web-uekiya.com/nouen/touro/oribe/t-oribe.htm

どうやら僕が見つけたこれらの石は「織部灯籠」という灯籠の台座の部分だけが残ったもののようです。

茶会の時に庭を照らす目的で使われていた灯籠なのだそうです。

竿の円部に、アルファベットを組み合わせた記号を陰刻し、その下部に立像を浮彫にしている。これを地蔵信仰に似せた隠切支丹の尊像と見て、マリア灯籠とか切支丹灯籠とも言われた。実際に、十字架的な要素を強調し、竿に十文字に閂を入れたものもある。

とのことですが、Wikipediaの織部形灯籠によると

石竿に十字模様や聖人(実際は地蔵菩薩)のようにも見える石像が刻まれており、これをもってキリシタン灯籠と呼ばれることもある。ただし、織部灯籠をキリシタン遺物と結びつける説が現れたのは昭和初期からであり、否定的な学者も多い。

だそうで、トンデモなのか実際にそうだったのかは不明です。

ただ、福岡は藩祖の黒田官兵衛もキリシタン大名でしたし、もしかしたら隠れキリシタンのような人がいたのかもしれませんね。

【参考文献】
聖福寺(蒙古碇石)

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Y氏・山田全自動こと山田孝之が福岡のちょっと変わった観光スポットや路上ネタを紹介します。2019年3月からはやや雑記ブログに方針転換しました。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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