【福岡市】大博通りから見える見える大きな石塔

大博通りを博多港側から博多駅方面に向かう途中、大きな石塔が見える場所があります。

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▲ 場所はこのあたりです。

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▲ このような感じで、高さ5メートルほどでしょうか、大きな石塔が見えます。

▲ この石塔は東長寺の境内にあります。

▲ 大博通りから見えていた石塔はこちらです。

これは何かというと、福岡藩2代藩主、黒田忠之の墓碑です。

殿様のお墓なのでかなり大きいです。

黒田忠之と言えば、「黒田騒動」というお家騒動を起こしたことで知られています。

忠之は藩主になってから、自分の気に入った人物だけを高い役職につけて、古くからの重臣たちをおざなりにしていました。

さらに勝手に軍備を強化したりしていたので、これはイカン！ということで家老の栗山大膳は忠之にあまり勝手なことをしないほうがいいとアドバイスをしていました。

しかし、忠之はそのアドバイスを受け入れず、それどころか大膳を処刑しようと考えていたので、それを察知した大膳は幕府に「うちの殿様が幕府を倒そうとしています！」と訴えました。

結局は幕府はそのことを聞き入れず、大膳が嘘を言っているとして盛岡に移動させられました。これには黒田官兵衛や長政の功績が配慮されたとも言われています。

▲ 東長寺には忠之の墓碑の他に3代藩主光之、

▲ 8代藩主治高の墓碑もあります。

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