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【筑前町】晴れた日は仙道古墳にいる埴輪に会いに行こう!アクセス方法や見どころを解説

青空と埴輪の相性がバツグン!晴れた日は仙道古墳にいる埴輪に会いに行こう!アクセス方法や見どころを解説します。

仙道古墳へのアクセス方法


▲ 仙道古墳の住所は「福岡県朝倉郡筑前町久光102」です。

博多方面から公共交通機関で行く場合はバスで行く必要があります。「博多バスターミナル」で甘木方面行きの400番のバスに乗車し「久光」で降車。時間は約1時間、料金は700円ほどです。そこから約15分歩くと着きます。

自家用車で行く場合は古墳の横に無料の駐車場がありますのでそこに駐めることができます。

仙道古墳とは?

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▲ 仙道古墳は古墳時代後期の6世紀頃に作られたもので、径45メートルの円墳。国指定の史跡です。

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▲ 二段構造になっていて、円の周囲には「柵形円筒埴輪」と言われる筒状の埴輪がぐるりと配置されています。筑前町周辺が邪馬台国だったという説もあり、もしかしたら邪馬台国関係の偉い人の墓でないかとも言われたりしている古墳です。

仙道古墳のみどころ

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▲ やっぱり特徴的なのは古墳周囲に配置されている埴輪です。

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▲ これっていったい何を意味しているんでしょうね?花でも入れていたのでしょうか?火を焚いたりしていたのかな〜。

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▲ 石室の入口前には「盾持武人形埴輪」がいます。

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▲ 九州では出土例がほとんどないものだそうで、極めて珍しいとのこと。

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▲ 盾を持っている姿を現していて、石室の入り口を守っています。頭にはカブトのようなものをかぶっていますね。こちらはもちろんレプリカで、実際に発掘されたものはこの2倍の大きさだったそうですよ。

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▲ お墓を守っている割には満面の笑みをうかべていて、むしろちょっと歓迎しているようにさえ見えますね 笑

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▲ 石室の内部は公開されていませんが、古墳の近くにレプリカが展示されています。重機もない時代にこんなに巨大な岩をどうやって組み上げたのでしょうね。

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▲ 仙道古墳は装飾古墳でもあり、石室内部はさまざまな模様でデコレーションされています。丸や三角が生み出す不思議な模様。いったいどんな意味があるのでしょう。いろいろ思いを馳せます。

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▲ 福岡の古墳は比較的地味なものが多いですが、仙道古墳は埴輪があったり形が二重になっていたりとビジュアル的にも面白いですね。

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▲ お墓なので地味も派手もないのでしょうけど、何かを表現しようとか、生きた証を後世に残そうとか、そんな思いが伝わってくる気がします。

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▲ それにしても青空と古墳の相性はバツグンですね〜。やっぱり古墳は晴れた日に行くのが一番です。

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▲ 個人的にオススメなのはこの角度。遠くの山が一直線に見えていて意外と良い景色ですよ。

動画

まとめ

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▲ 福岡県下ではビジュアル的にもバツグンの仙道古墳。晴れた日のお出かけスポットとしてオススメです。

Q & A

この他に近隣に立ち寄りスポットはある?
近くにある大己貴神社は日本最古の神社とも言われているほど古い歴史がある場所です。数キロ離れた場所に焼ノ峠古墳という古墳もあります。
人は多い?
人はほとんどいませんのでゆっくり見学できます。ただし、横にグランドゴルフ(?)のフィールドがありますのでプレイしている人がいたら少し人がいるかもしれません。
入場料は必要?
無料です。石室のレプリカも無料で見学できます。
Y氏(山田全自動)
ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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