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【博多】地下鉄七隈線の延伸工事で弥生から江戸の遺物が続々出土!

地下鉄七隈線の延伸工事で弥生から江戸の遺物が続々出土しているそうです。

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▲ 色々と出土しているのはキャナルシティ横にあるこの道。

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▲ 地図でいうとこの辺り。グルメシティ博多祇園店の前の道です。

出土したのは下記のもの

弥生

・弥生時代中期の甕棺墓(かめかんぼ)5基
・弥生時代終末期の甕棺墓 1基

古墳時代

・青銅製の小型素文鏡(そもんきょう)
・埴輪の破片

平安~戦国

・多数の井戸や柱穴
・土師器坏(はじきつき) ・かわらけ ※素焼きの食器
・中国産の陶磁器
・白磁製品
・青磁製品
・青銅製品
・鉄
・釘
・碁石
・ガラス製小玉
・イルカ背骨

江戸

・黒田家家紋の軒丸瓦(きのまるかわら)片

ーーー

すごい!いつも通っていたあの道にタイムマシンのようにこんなにたくさんのモノが埋まっていたとは!

紀元前からこの場所で人々の営みがあったと思うと感慨深いです。

古墳時代の遺物として埴輪が見つかったことからこの場所に古墳があった可能性も出てきたのだそうです。

また、平安~戦国時代の遺物で「かわらけ(素焼きの食器)」が出てきたことで鎌倉時代に幕府が九州を統括するために設置していた鎮西探題(→詳しくはこちら)がこの場所にあった可能性が更に高まったようです。

というのも、中世、儀礼の際に かわらけ を使用し、一度使用したら廃棄していたそうです。

廃棄された かわらけ が大量に出土したことは、この場所で盛んに饗宴が開かれていたことを意味し、何らかの施設が存在していた可能性が高いというわけです。

この色々なモノが出土した場所の旧町名は瓦町(かわらまち)です。その名の通り瓦を作っていた町だそうですが、黒田家の紋がついた瓦が出土したことから そのことが裏付けられました。

実際の出土品の写真などは下記のPDFファイルに掲載されていますので是非見てみて下さい。スゴイです!

地下鉄工事でよみがえる博多の歴史

古地図の中の福岡・博多―1800年頃の町並み
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Y氏こと山田孝之が福岡のちょっと変わった観光スポットや路上ネタを紹介します。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)
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