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【福岡市】曲淵ダムから福岡市植物園(旧浄水場)を結ぶ水道道

福岡市の小笹から南片江辺りにかけて他の道筋を無視するように、やけにまっすぐな道が続いている場所があります。


▲ 大通りなどもお構いなしに突き抜けています。

しかも道幅は狭く、ほとんどの場所で車が2台すれ違うことができるぐらいの道幅しかありません。


▲ 小笹の水道道

この道は「水道道」と言われる道筋で、大正12年に作られた曲淵ダムから福岡市中心部に水を引き込むために地中に水道管を通してつながっている道路なのだそうです。

結構古くからある道路なんですね!

地中に水道管が通っているため、その上に建物を建てることができないために道にしているのだそうです。

現在は檜原に浄水場ができたので水道道の水道管は使用されていないということです。


▲ 曲淵ダムから福岡市植物園(旧浄水場)までの水道道

↑この水道道のルートを見てみると、確かにあの場所に妙にまっすぐな道があるなというのがいくつか発見できます。

あの道は地中に水道管を通すための道だったんだ!というのがわかって面白いです。

【参考文献】
福岡都市圏歴史散策マップ記
ながお自治協だより

浄水場・下水処理場 (行ってみよう!社会科見学)
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Y氏(山田全自動)
ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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