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【新宮】初日の出に良さそうな立花山

先日新宮の立花山に登ってきました。


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▲ 標高367.1mの山で福岡市からも近くて見晴らしも良く、高さ的にも手頃ということで人気の登山スポットになっています。

1月1日には初日の出の時には多くの人で賑わうそうです。

以前に「戦国末期、福岡に女性の殿様がいた!」という記事を書きた時に立花山の麓まで行って、直感的にこれは大変そうだと判断して引き返しましたので、今回が初の登山となります。


▲ 登山口には駐車場がありませんので、車で行く場合は登山口から歩いて10分ほどの六所神社の駐車場に停める必要があります。

ただし、お正月にこの駐車場が開放されるかは不明です。


▲ 登山道手前の立花口集落には昔ならではの町並みが残っています。


▲ 立花口集落に梅岳寺というお寺がありますが、ここには誾千代(立花城の女城主)の父、道雪のお墓があります。


▲ 登山口です。ここからが本格的な登山になります。ここにたどり着いた時点でバテそうですが・・・。


▲ 頂上までは50分ほどかかります。


▲ こういう感じの山道を登っていきます。階段は整備されていますが滑りやすいので注意が必要です。

場所によってはリアルに滑落しそうな場所もありますので慎重に・・・。


▲ 途中、立花城の石垣跡があります。


▲ わずかにしか残っていないのは、福岡城を築城する際にここの石垣が崩されて使われたからだそうです。


▲ 注意深く見ているとちょこちょこと石垣跡らしきものを見つけることができます。

初日の出のために登る場合は暗くて見えないかもですが。


▲ ひたすら登ると、ようやく山頂のひらけた場所に到着。


▲ ここには立花城の本丸があったそうで、平らに整地されています。

山頂は気温がぐっと下がります。寒いです。


▲ 山頂から博多方面を望む。素晴らしい眺望です。(→ クリックで拡大


▲ 新宮方面の眺望。(→ クリックで拡大

ちなみに南側は木が生い茂っていて見えません。

登ってみた感想ですが、ネット上などには初心者向けの山ということが書かれていますが、意外と本格的な登山になります。

靴は滑りにくいものを準備して、防寒もしっかりしたものを準備することをおすすめします。

また、暗いと滑落の危険性もありますのでライトはちゃんとしたものを持っていったほうがいいです。


▲ 下りの時は古井戸跡を見に行きました。


▲ かなり小さいので見過ごしてしまいそうです。

立花城の貴重な飲料水だったそうで、立花家の人々もここの水を飲んでいたのでしょうね。

下っている時に毎日立花山を登山しているという人に出会いました。

確か70歳近くの人だったかと思いますが、何年も一日も欠かさず登り続けているとのことでした。

台風の日は周りからやめるように言われたそうですが、それを振りきって登ったのだとか。

そんなパワフルおじいちゃんとの出会いもあった立花山でした。

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ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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