【北九州】若松 高塔山にかつてあったロープウェイ
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先日入手した若松の写真(絵葉書)にちょっと気になるものが写っていました。
▲ 若戸大橋をバックに若松の街を写した写真ですが、手前にロープウェイが写っています。
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▲ 場所は高塔山付近かと思われます。
▲ 車体には「玄海(げんかい)」と書かれています。
こんな場所にロープウェイがあったかな?と思って調べてみると、下記のサイトをみつけました。
高塔山ロープウェイ | 失われたロープウェイ
http://www.8beat.com/ropeway/wakamatsu.htm
こちらのサイトによると、
1958年(昭和33年)、洞海湾を見下ろす高塔山(標高:124m)の山頂と山麓間の水平長307mを結ぶロープウェイが開業しました。このロープウェイは高塔山ロープウェイと呼ばれ、当時は珍しかったロープウェイに県外からも家族連れや若者を中心とした多くの利用客が訪れ、盛業が続きます。地元の公益法人の事業としてスタートした同ロープウェイは、開業から4年後の1962年に開催された博覧会の会場に高塔山公園が選ばれたことから、若松市に譲渡され、会期中は博覧会の来場者輸送に活躍します。
とありました。そして、
高塔山のロープウェイも昭和40年代に入ると、若戸博によって山頂までの自動車道路が整備されたことによって、次第に利用者が減少し、やがて1970年に運休、翌1971年(昭和46年)に廃止されました。
とのことで、1958年から1971年までの13年間だけあったロープウェイだったのですね!
なにか痕跡などが残っていないか今度見に行ってみたいと思います。
【参考文献】
・高塔山ロープウェイ | 失われたロープウェイ
福岡・北九州 市内電車が走った街 今昔 JTBキャンブックス
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