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【天神】天神一丁目付近の建て替え予定のビルについて色々調べて今のうちに撮影してきた

天神一丁目付近の建て替え予定のビルについて色々調べてみました。あと、今のうちに撮影してきました。

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▲ 今年発表された「天神ビッグバン」計画によって今後10年ぐらいで天神の街並みが大きく変わるようです。

新たな空間と雇用を創出する『天神ビッグバン』 始動!のページによると、

福岡市の天神地区においては,アベノミクス第3の矢「グローバル創業・雇用創出特区」によって「航空法の高さ制限の特例承認」を獲得したこの機を逃すことなく,これに合わせてまちづくりを促す「容積率の緩和」を福岡市の独自施策として実施し,都市機能の大幅な向上と増床を図っていきます。

 さらに,雇用創出に対する立地交付金制度の活用や創業支援,本社機能誘致など,ハード・ソフト両面からの施策を組み合わせることで,アジアの拠点都市としての役割,機能を高め,新たな空間と雇用を創出するプロジェクト『天神ビッグバン』を推進します。

 この取組みにより,今後10年間で30棟の民間ビルの建替えを誘導し,その延床面積は1.7倍,雇用は2.4倍に増加,また,約2,900億円の建設投資効果,建替え完了後からは新たに毎年約8,500億円の経済波及効果を見込んでいます。

とのこと。

簡単に言うと、規制によって大きくできなかったビルが規制緩和で大きくすることができるようになったので天神周辺のビルを今後10年間で一気に建て替えて経済効果や雇用の創出ができるというもののようです。


▲ こちらの高島市長の動画がわかりやすいです。

また、対象エリアはこちらのPDFに書かれています。

[map addr=”福岡県福岡市中央区天神1丁目”]
▲ 天神一丁目エリアは「天神ビジネスセンター(仮称)」が建てられる予定ですでに取り壊しが行われているビルもあります。

ということで今後数年で取り壊しが予定されている天神一丁目の「西日本ビル」「天神セントラルプレイス(取り壊し済み、現在は駐車場)」「福岡日興ビル」「福神ビル」「因幡ビル」、そして「福岡ビル」を写真に収めておくべく撮影に行ってきました。

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▲ やっぱりまずは福岡ビル。

西鉄の所有する物件で1961年12月の竣工。何気に相当古いです。

西鉄、福岡ビル建て替えへ 2022年度の完成めざすのページによると、

新ビルは地上15階建て以上にする計画で、2022年度の完成をめざす。

とのことですので、現在の10階建てから1.5倍ほどの高さになるのでしょうね。

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▲ 今でこそ、周りに高さのあるビルがあるので福岡ビルはそれほど目立っていませんが、昭和30年代ぐらいの写真を見てみると、天神ビル(オレンジ色)と福岡ビル(グレーの大きなビル)は突出して大きいです。

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▲ 古いビルとあって内装もレトロ感が残っていて良い雰囲気。

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▲ ここの鏡張りの階段の壁がステキです。

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▲ あと、エレベーターの大理石の感じもよい。

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▲ 地下には昔ならではのお店もあったりしてちょっと不思議な空間。

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▲ これらのお店はどうなっちゃうんでしょうか??

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▲ みんな大好き戸隠そば。昼時には常に満席です。

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▲ なぜかマダム向けのアパレルショップが数件あるのも特徴。

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▲ 新しいビルにも残るのでしょうか。

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▲ 福ビル、建て替えはもう少し先ですが今のうちにたくさん行っておこう。

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▲ 続いてはこちらの西日本ビル。

この「西日本ビル」と「天神セントラルプレイス(取り壊し済み、現在は駐車場)」「福岡日興ビル」「福神ビル」「因幡ビル」の集まる場所が どーんと「天神ビジネスセンター(仮称)」という巨大な建物になるようです。

ですので、わりと小さめなビルがあるこのエリアは特に景色が変わってしまうことでしょう。

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▲ この西日本ビルは商業施設ではなくオフィスビル。

地下は飲食店街になっています。

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▲ その飲食店街への入口がちょっと不思議。なぜか西日本ビルから福神ビルを挟んだ場所にもあるんです。まるで飛び地だ。

なのでこの入口は福神ビルの地下に行くように錯覚してしまいます。

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▲ しかも奥の案内看板には「西ビル地下街」と「西日本ビル地下街」を略した表示になっているので余計にこんがらがる。

あと、「地下鉄天神駅 ちかみち」と書かれていますが、近いのかどうかはよくわかりません。

もしかして「地下の道」で「ちかみち」?!巧妙なトリックだなこれは。

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▲ 西日本ビル地下街もレトロ感があっていいです。

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▲ グラタンとドリアで有名な「アントン」は人気ですね。今回の再開発ではこれを機にお店を閉めてしまうところも多いと聞きますが、アントンはビルがなくなっても移転してお店は続けるそう。

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▲ そして西日本ビルの隣の「福神ビル」。

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▲ ここには人気の飲食店が多いですね。

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「引退します」再開発で閉店・移転相次ぐ昭和グルメ店 福岡天神によると、

天ぷら定食を500円で提供する「寿」店主の木下博義さん(71)は打ち明けた。先代から継いだ店は創業60年超。バラックが並ぶ戦後間もない時代から街の移ろいを見てきた。「寂しさ半分、ほっとした気持ちも半分ですね」と、複雑な胸の内を語った。

とあり、

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▲ さらに、

喫茶店「コービン」の黒田浩敏さん(63)も閉店を決意した。商談、密談、暇つぶし…。約40年間、さまざまな人が集ってきた。公衆電話があるから待ち合わせに欠かせなかった店も、携帯電話の普及で雰囲気が一変。黒田さんは「時代が変われば街も変わる。しょうがないよね」とぽつり。

とのこと。

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▲ 「福神ビル」は愛用していた人も多いと思いますので名店がなくなってしまうのは残念ですね。

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▲ その福神ビルの奥に実はひっそりと5階建てのビルがあります。

そのビルにはスターバックスの横の細い道を奥に入っていかなければ辿りつけません。

[map addr=”福岡県福岡市中央区天神1丁目10−14”]
▲ このビル。福岡県福岡市中央区天神1丁目10−14 ※ 正式名称ご存知の方いませんか??

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▲ このビルも相当古そうだ。

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▲ 1階に新生飯店という中華料理屋、そして2階には楽天地というモツ鍋屋があります。

これまたどちらも名店。

「引退します」再開発で閉店・移転相次ぐ昭和グルメ店 福岡天神によると、

福神ビルに隣接する5階建てビルの中華料理店「新生飯店」も古くからの常連でにぎわう。名物の皿うどん、チャンポンはともに580円。再開発に伴って取り壊される可能性が高いという。店主の足立楽友さん(62)は「新ビルに出店する資金力はない。取り壊しが決まったら店を畳むか…」と言葉少な。60代の常連客は「昔から変わらず期待を裏切らない味。なくなったら困る」と肩を落とす。

とのこと。残念!

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▲ こちらは「因幡ビル」。※正面から撮るのを忘れた・・・・。

1970年竣工。

下層階には「あんざ」や「jカフェ」「やまとや」などの人気の飲食店が入り、上層階にはオフィスが入っています。

「天神セントラルプレイス」の取り壊しで側面が露出したらレトロ感がスゴかった。

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▲ こちらは天神セントラルプレイスの跡地。

かなりキレイなビルでしたがあっという間に無くなって駐車場になってしまいました。

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▲ 今は駐車場の一角に「pinkberry」というフローズンのお店と「天神明治通りカフェ」がプレハブのような建物に入っています。

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▲ そして「カラオケ館」が入っている「福岡日興ビル」。

実はこのビル、かなり古く、何と1958年にできたものだとか。なので1960年竣工の天神ビルよりも歳上なんです。

1950年代のビルはこの周辺でも相当珍しいらしく、何気にスゴイです。

横にあった天神セントラルプレイスが取り壊されて側面が見えるようになりましたが、これを見ると確かにかなり古さを感じますね。

ちなみにこの福岡日興ビルに関しては「Fukupedia 福岡日興ビル」のページに相当詳しく書かれていますのでぜひチェックを。

すごかったんだなこのビル。いままでお疲れ様でしたと声をかけたくなります。

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▲ 完全に建て替わるまでは10年ぐらいの時間があるようですが、10年後には見られない風景になっているでしょうから、今のうちにたくさん行ってたくさん写真を撮って、そして思い出を作って記憶に焼き付けておこうと思います。

【参考サイト】
福岡の交通 再開発ナビ

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Y氏こと山田孝之が福岡のちょっと変わった観光スポットや路上ネタを紹介します。著書:福岡路上遺産(海鳥社)
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