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【天神】天神地下街にある石垣

天神地下街の7番街から8番街あたりを歩いていると壁がお城の石垣のようになっている場所があります。


▲ この場所は石積みの広場という名前がつけられています。


▲ このあたりはかつて福岡城から続く堀があった場所で、そのことにちなんで石垣風の装飾がされているのだそうです。


▲ 堀を現在の地図に当てはめるとこのような感じです。


▲ この堀は建築したのが佐賀藩であったため、肥前堀と呼ばれていたそうです。

明治43年に博覧会を開催するために埋め立てられて堀は消滅しました。(詳しい経緯はこちら → 明治43年まで天神のド真ん中を横切っていた巨大な堀


▲ 埋め立てられた場所が再び掘られ、今は地下街になっています。

江戸時代の人もまさかこの場所に地下街が形成されるとは思ってもいなかったでしょうね。

古地図の中の福岡・博多―1800年頃の町並み
宮崎 克則 福岡アーカイブ研究会
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Y氏(山田全自動)
ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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