【唐人町】黒田如水(勘兵衛)公夫人 火葬の地
唐人町に「黒田如水公夫人 火葬の地」という碑があるという事を教えてもらいましたので見に行ってきました。
▲ 地下鉄唐人町駅からヤフオクドームに向かう川沿いの道にありました。ちょうどヤクルト発祥の地の近くです。→詳細:ヤクルト発祥の地には・・・ヤクルトは売っていない
▲ 「黒田如水公夫人 火葬の地」確かにありました。
▲ 案内看板にはこのようにありました。
善龍寺
眞宗東本願寺派
瑞雲山と號す。唐人町にあり。寛永4年、如水公の夫人卒し給ふとき、此地にて火葬を執行はる。故に此所を民家とせじとて、薬院光專寺開山の僧浄徳、早良群麁原村の寺に住せしに、米穀を給はり、此所にうつさる。然故に照福院君の位牌は、圓應寺にあれども、此寺にも位牌を安置せり。
▲ なるほど、この場所は善龍寺というお寺の境内なんですね。
黒田官兵衛(如水)の正室である光姫が火葬された神聖な場所(?)ということで民家にならないようにお寺が建てられたということのようですね。
▲ 唐人町商店街側に回ると善龍寺の山門がありました。
浄土真宗の寺院です。黒田如水夫人照福院が火葬されたと伝えられる場所を、二代藩主黒田忠之が僧・浄徳に与え、善龍寺が開かれました。
とのことです。
黒田忠之にとって光姫は祖母にあたりますが、火葬された場所にお寺を建ててしまうぐらいなので特別な想いがあったのでしょうね。
しかしなぜこの場所が火葬の地に選ばれたのでしょうかね??誰か知りませんか?
▲ こちらは先ほどの案内看板に書かれていた位牌が安置されているという大手門の圓應寺。照福院(光姫)が建立したお寺です。黒田家の菩提寺です。
▲ 光姫の墓碑もあります。
戦前までは墓石の中に光姫の遺髪が納められていたそうですが、福岡大空襲の際に焼けてしまったのだそうです。
ちなみに光姫の墓碑は博多の崇福寺にもあります。