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福岡の石が使われている日光東照宮の大鳥居

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日光東照宮の大鳥居に福岡の石が使われている理由とは?!

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▲ 栃木県にある日光東照宮。

江戸幕府の初代将軍である徳川家康を祀る神社です。

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▲ そんな重要な神社である日光東照宮の表門前にある巨大な石鳥居。

高さは9メートルもあり日本最大です。

9メートルといえばマンション3階ぐらいの高さ。スゴイです!

日本を代表するとも言えるこの鳥居の石材には、なんと、福岡産のものが使われているのだそうです。

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▲ 関ヶ原の戦いで功績を上げた黒田長政は徳川家康から筑前国52万石を与えられました。

徳川家康の死後、黒田長政は家康への感謝の気持ちとして日光東照宮に大鳥居を奉納しました。

福岡藩の力を他藩に示すために特別大きな鳥居が作られたとも言われています。

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▲ 現在の糸島市にある可也山から切り出した15個の巨石を船で運び、それを組み上げて鳥居を完成させました。


▲ 鳥居には下記のように刻まれています。

奉寄進 日光山 
東照大権現御寶前石鳥居者 於筑前國削鉅石造
大柱而運之南海以達于當山者也
元和四年戊午四月十七日  黒田筑前守藤原長政

意訳(糸島富士と日光東照宮の大鳥居より引用)

神君家康公を祀る東照宮の石鳥居は、筑前国から採った巨石を削り出して大鳥居(大柱)を造り、南海を運搬し、日光山に寄進したものである
元和四(1618)年四月十七日 黒田長政

また、黒田家の歴史を記した文書「黒田家譜」には

大石を多くはこび来り、寄進し給ふ事、誠にあつき志なり。石は永久に伝はる物なれば、万世までも御廟と共に朽せざるべし。

と書かれているのだそうです。(黒田家安泰をもたらした吉祥の大鳥居より)

つまり、石は永久に伝わるものなのでずっと日光東照宮とともに残り続けるということです。

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▲ 約400年前に福岡から運ばれたものが今でもこうやって残り続けているのはなんだか感慨深いものがありますね。

【参考サイト】

糸島富士と日光東照宮の大鳥居 糸島の可也山に残る江戸初期の石切り場と今、明らかになった近世の貴重な歴史遺産…(高瀬哲郎)

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Y氏こと山田孝之が福岡のちょっと変わった観光スポットや路上ネタを紹介します。著書:福岡路上遺産(海鳥社)
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