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【シーサイドももち】福岡ドーム(ヤフオク!ドーム)は2つになる予定だった??

福岡ドーム(ヤフオク!ドーム)は2つになる予定だった??そんな夢の構想があったみたいです。DSC03488
▲ 福岡市中央区地行浜、シーサイドももちにあるヤフオク!ドーム。

平成5(1993)年に造られた開閉式の屋根を持つドームです。

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▲ 野球だけでなくコンサートなどでも使われている福岡を代表するエンタメ施設ですが、実はもともとはツインドームと言われる2つのドームを持つ施設になる予定だったことをご存知でしょうか?

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▲ 1990年代初頭、アジア太平洋博覧会の会場跡地にホークスの拠点となる施設が造られることになりました。

当時ホークスの親会社であったダイエーが計画したのは、球場のドーム屋内型遊園地を持つアミューズメントドームの2つのドームを建てるツインドーム構想

この2つのドームの間にはリゾートホテルを建てる計画もあったのだそうです。

運営として設立された会社も「株式会社ツインドームシティ」という名前だったのだとか。

しかし、その計画が進行していた1990年のはじめ頃というのはバブル崩壊のまっただ中。

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▲ 結局、ダイエーの経営不振によってツインドーム構想は頓挫。

アミューズメントドームの方は見直しとなり、結果としてホークスタウンが造られました。

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▲ 2017年2月現在は閉鎖中ですが、福岡市立少年科学文化会館では幻のツインドーム構想がジオラマとして見ることができました。

このジオラマがいつどういった目的で作られたものかは不明ですが、なんだか未来への期待感というか、ワクワク感が伝わってきますね。

鉄道も整備しようという構想があったのでしょうか??

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▲ それにしても球場と屋内型遊園地の2つのドームとは、スゴイことを考えていたものですね〜。

もしツインドーム構想が実現していたら、今とはまた違った街になっていたのかもしれませんね。

【参考サイト】
Wikipedia福岡ドーム

Y氏(山田全自動)
ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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