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うどん発祥の地から一番近いうどん屋は博多スタイル

博多にある承天寺は「うどん発祥の地」であると言われています。


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▲ 承天寺の場所はこちら。

こんな身近なところにうどん発祥の地があったとは知りませんでした。

▲ 個人的に うどんはほぼ毎日食べているため、発祥の地が近くにあるならぜひ見ておこうということで承天寺に行ってみました。

▲ お寺の中には3つの石碑がありました。

▲ 一番左にあるこちら。

▲ こちらがうどん発祥の地を示す石碑です。

1241年、静岡出身の聖一国師が中国での修行から帰国し、この承天寺を建てました。

▲ 聖一国師は中国で様々な技術を習得しており、こちらの「水磨の図」という製粉の技術書を持ち帰っていました。(※写真は春月庵展示物より)

この技術を人々に伝承して日本にうどんが広がっていったのだそうです。

「ふ〜ん」と普通ならここで終わってしまいそうですが、どうせなら 最もDEEPにうどん文化が伝わっているであろう、うどん発祥の地から一番近いうどん屋を探して どんな感じか確認してみたいと思います。


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▲ GoogleMapで承天寺に最も近いうどん屋を検索してみると・・・承天寺の目の前に「春月庵」といううどん屋がありました!

▲ なかなか味のある店構えです。

10時45分ぐらいに行ったので、11時の開店までしばらく時間がありましたが、すでに待っている人がいます。

また、「麺がなくなりしだい終了」と書かれていましたのでかなり人気のお店のようです。

▲ いろいろメニューがありましたが、オーソドックスに丸天うどんにしてみます。

▲ 運ばれてきた丸天うどん。

ちょっと写真では伝わりにくいですが、とにかくデカイ!

普通のうどんの二回りぐらい大きいです。

グルメブログではないので味の詳細は上手に表現できないのですが、とりあえずおいしいです。

▲ それで、この店の何がすごいかというと、うどん2玉まで無料で「替え玉」ができる点。

うどんでも替え玉ができるとは、なんて博多スタイルなんでしょうか。しかも無料で。

しかも、店員さんの方から麺の追加はどうですか?とひとりひとりに尋ねてまわっていました。

さすが発祥の地から最も近いお店です。

うどんの聖地巡礼の際には 承天寺 → 春月庵 コースでぜひどうぞ。

Y氏(山田全自動)
ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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