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戦時中、和白にあった九州飛行機製作所和白工場の写真

戦時中、和白にあった九州飛行機製作所和白工場の写真を入手しました。

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▲ 福岡市東区の和白。

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▲ 和白駅から住宅街を抜けて西方向に進んでいくと、このような田畑の広がる土地があります。

[map addr=”福岡県福岡市東区塩浜3丁目815”]
▲ 場所はこちら。住所:福岡県福岡市東区塩浜3丁目815

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▲ 近くにあった碑によると、江戸時代に干拓の大工事が行われ、それ以来農地として使用されているようです。

また、明治時代頃までは製塩も行われていて、ここで作られる「和白塩」は良質な塩だということで有名だったそうです。

この場所の地名である「塩浜」はそれに由来するとのこと。

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▲ 田畑を抜けて最南端部分まで行くと海に向けて斜めに伸びるスロープがあります。

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▲ これはかつてこの場所にあった九州飛行機製作所和白工場のなごりなのだそうです。

元々、九州飛行場製作所の工場は現在の香椎団地周辺にありましたが、空襲の標的になる可能性が高かったことから、その機能を分散するために工場の疎開、そして飛行機の部品の疎開が行われたのだそうです。

和白の海岸エリアにも新たに和白工場が作られ、工場の機能を疎開させてリスク分散が行われました。

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▲ このスロープは水上飛行機の試作機を海に下ろすためのものなのだそうです。

この和白工場についてはなかなか資料が見つからず、どういった施設なのかが不明だったのですが、先日たまたま写真を入手しました。

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▲ それがこちら。

だだっ広い農地にポツンと建物があります。

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▲ 拡大してみると、2階建ての建物や鉄塔、奥には格納庫も見えます。

急ピッチで造られた割にはかなり大きなものに見えますね。

この格納庫は終戦後には米軍に接収され巨大なキャバレーに生まれ変わったのだそうです。

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▲ 農作業をしていた人に話を伺うと、今でも畑を耕すと当時キャバレーで使われていた瓶や廃材が出てくるのだとか。

また、ボウリング場なども建てられていたという情報もありました。

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▲ 今ではこのスロープのみが痕跡として残っていますが、かつてここにさまざまな施設があったとは驚きですね。

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Y氏こと山田孝之が福岡のちょっと変わった観光スポットや路上ネタを紹介します。著書:福岡路上遺産(海鳥社)
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