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1957年(昭和32年)の福岡市動物園の鳥瞰図

古地図野郎(ボーイ)Y氏です。

1957年(昭和32年)の福岡市の地図にちょっと面白いものが載っています。

▲ いつものごとく、今とは違う部分などを比較すると興味深いです。

▲ 裏面には福岡市の観光案内が掲載されていて、どこが名所になっていたのかを知ることができます。

平和台球場のナイターの様子の写真なども載っていて貴重です。

▲ 今回注目したいのはこちらの部分。

▲ 地図の端に当時の福岡市動物園の様子がわかる鳥瞰図が掲載されていました。

この地図が1957年の地図で、福岡市動物園が開園したのが1953年ですので開園から数年後の様子です。

開園当初、どこにどんな動物がいたか分かる鳥瞰図はなかなか貴重かもしれません。

▲ 豆汽車などは現在と同じ位置にありますね。

観覧車は岩田屋のものを移設したという説がありますが、こちらのサイトによると昭和57年に移設したと書かれています。

この地図が昭和32年のものですので移設前にも別の観覧車があったようですね。岩田屋のものと入れ替えた、という感じでしょうか??

観覧車の場所も今の場所とは若干違うようにも見えます。

観覧車前には池のようなものが見えますね。

この鳥瞰図の正確な位置はわかりませんが、現在の福岡市動物園の鳥瞰図と比較するとずいぶんと違っているようにも思えます。

今では ちょっと地味な印象になってしまったニホンザルのサル山は当時はとてもインパクトがあったと聞いたことがあります。確かにこの鳥瞰図でも大きく描かれています。

福岡市動物園は今でもリニューアルを続けていますので今後もどう変わっていくか楽しみですね。

Y氏(山田全自動)
ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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