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ショック!赤坂門市場が2016年8月で取り壊しになるそうなのでロシアうどんを食べに行ってみた

福岡市中央区の赤坂にある「赤坂門市場」が2016年8月で取り壊しになるそうです・・・。ショックです・・・。IMG 9734
▲ 赤坂のビル街の中にポツンと昭和な雰囲気を残す赤坂門市場。

[map addr=”福岡県福岡市中央区赤坂1丁目9−10”]
▲ 場所はこちら。

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▲ 木製のアーケード商店街でレトロさがハンパない。

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▲ 裏側はこんな感じ。

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ALL-AのタケさんWEBサイトによると、

市場が成立した時期は不明ですが、現在の建物はおおむね戦後初期の建設と思われます。

とのことで相当古いもののようです。

こういった市場によくあるように戦後のドヤ街から発展したものなんでしょうかね?

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▲ たぶん、屋根瓦や木材が落ちないようにするためだと思いますが、多くの部分がネットで覆われています。

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▲ 場所によってはこんな感じで崩れてしまっている箇所もあるようです。

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▲ 取り壊しは残念ではありますが安全面でも仕方ないことかもしれませんね。相当古い建物ですし。

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▲ 現役で営業している「緒方フルーツ」。近隣の飲食店の人もよく買い付けを行っているようです。

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▲ 少し前に閉店してしまいましたがお好み焼きで有名な「ふきや」も赤坂門市場の中にありました。※写真は2013年10月撮影

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▲ こちらの「ヤング美容室」も現役。窓の隙間からチラッとレトロな店内が見えます。

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▲ そして現在残る唯一の飲食店が「いっとく食堂」です。

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▲ 以前はラーメン屋だった気がするけど・・・なんかロシア推しになっている?

というかさらにその前は定食屋だったような・・・?

いろいろと模索中ということでしょうか。

いや、相当器用、ということなんでしょう。

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▲ 「赤坂でいちばん小さな食堂」「羊の串焼」「創作ロシアごはん」「ウズベクうどん」そして「いらっしゃい!」と言うマトリョーシカ。

気になりすぎる!

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▲ ランチ営業もしているみたいですし、一人でも入りやすそうなのでちょっと勇気を出して(?)行ってみることに。

赤坂門市場の建物内部がどうなっているかも気になりますしね。

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▲ 扉を開けるとこんな雰囲気でした。

なるほど、少し狭さは感じますけどボロボロというわけではないんですね。

なんだか秘密基地みたいで楽しいです。

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▲ 奥にキッチンがあります。もともとどういう使われ方をしていたのかは不明ですがちょっと不思議な構造。

お店の方に伺うと2階もあるそうで、以前は2階席も設けていたんだとか。今は2階席はなくして1階だけの営業とのことです。

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▲ そして、こちらがロシアうどん。

カレーのような香辛料的な香りがGOODです。

スパイシーさが食欲をそそります。

ちなみに普通はご飯はついていないそうですが特別にサービスでつけてくれました。

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▲ ロシアうどんに入っているのは羊の肉だそうです。

初めて食べましたが美味しいものですね〜。癖になりそう。

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▲ 沖縄そばのような麺がとても美味しいです。

さすがロシアうどんだけあって食べているとぽかぽかしてきます。

スープカレーのような薬膳鍋のような洋風なような和風なような・・・初めて経験する味ですが、これはもっと流行っても良いレベルでウマい!

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▲ このご飯もなんだか独特な感じなんですが美味しいんです。

たぶん単品でも注文できると思いますので詳しくはお店の人に聞いてみてください。

いっとく食堂、赤坂門市場がなくなる前に絶対また来よう!

赤坂門市場がなくなった後、移転して続けるかお店を閉めてしまうか迷っているそうです。

でもこんな美味しいんだったらぜひ続けてもらいたいな。あんまり無責任なことは言えませんが・・・。

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▲ あと半年ほどするとこのレトロゾーンが無くなってしまうと思うとちょっと寂しい気もしますね。

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▲ みなさんも無くなる前にぜひ!ただし老朽化が激しいのでくれぐれもご注意を!

Y氏(山田全自動)
ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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