【サンセルコ】ポップの情報量がスゴすぎる「ビック鯛はのぼる」
ポップの情報量だけでなく食事の量もスゴかった…。
▲ サンセルコの地下飲食店街で非常に気になっていたお店。
▲ それがこちらの店舗。
ド派手な黄色のポップがびっしり貼られていて、個性の強い店舗が集まるサンセルコの中でも特に異色を放っています。
▲ チラッと店内をのぞくと壁面もびっしりポップで埋まっていて耳なし芳一状態。
▲ あと炊飯器がズラッと並んでいるのも気になるな・・・。
▲ 店頭のポップ群の中にこんな紙を発見。
プリンスホテルでの長い修業と経験を生かし皆様に、美味しく・安く・ボリュームのあるお料理を提供したいと思います!
ビック鯛はのぼる シェフ
屋号は「ビック鯛はのぼる」だったのか!紙で埋まっていてどれが屋号かわからなかった。
元プリンスホテルのシェフ(?)ならば期待できそうだ!
ということで入ってみることに。
▲ 和洋折衷なんでも揃っているみたいです。
どれを注文しようかな・・・。
にしても情報量が多すぎて迷うなぁ。
▲ 壁面にあった「ビック鯛はのぼる 当店ベスト8」のしょうが焼きが美味しそうだったのでこちらを注文してみることに。
「すいません、しょうが焼きをお願いします」
「はい!しょうが焼きはご飯が3杯、味噌汁が2杯、珈琲が1杯ついてますよ!」
「そうなんですね!たくさんおかわりできるんですね」
「そこの炊飯器からセルフサービスでお願いしますね!」
▲ なるほど、この炊飯器はセルフサービスだから並んでいたのか。
3杯も食べれるからこれぐらい置いとかないとすぐ空になっちゃうんだろうな。
でも味噌汁はどこにあるんだろう・・・??
「すいません、味噌汁はどこに・・・」
「味噌汁は一番右ですよ!」
「え?一番右?」
▲ よく見ると一番右の炊飯器は味噌汁と書かれていて、炊飯器の中に味噌汁が入っていました。
これは斬新な炊飯器の使用方法だな・・・。
白米と味噌汁をちびちび食べながら待つこと数分。
「はい!おまたせしました~!!しょうが焼きです〜!」
「おぉ〜!美味しそうですね〜!」
「肉は良い肉を使ってますからね」
▲ と言ってこの写真と同じ状態で盛られた肉を見せてくれました。
確かにこれはしょうが焼きに使うには贅沢なほど良さそうな肉だ!
▲ ポップの写真より断然大きいですし美味しそうです。
▲ 味は、期待通り!かなり柔らかくてウマい!タレの味も香ばしくてイイです。
「とっても美味しいです!」
「でしょう!ウチの店の常連さんは7割ぐらいがしょうが焼きを注文しますからね」
「なるほど、名物なんですね。それにしても『ビック鯛はのぼる』って面白いお店の名前ですね」
「あ〜、ウチはね元々たいやき屋だったんです」
「え?!そうなんですか!」
「プリンスホテルで働いてたんだけどちょっとやってみたいと思って たい焼き屋を始めたんですよ。でも ただのたい焼きじゃ面白くないから普通の2倍以上ある巨大なたい焼きをウリにしてたんです。だから『ビック鯛』、『のぼる』は私の名前です」
「そういう経緯があったんですね。今はたい焼きは提供してないんですか?」
「そうですね〜たい焼きとの両立は難しいから今は食事だけですね」
「たい焼き屋から業態を変えたんですね」
「変えたというよりホテルで料理を作ってましたから私としては元に戻った感じかな」
「あと、お店のポップもスゴイですね。これは自分で作られてるんですか?」
「うん、自分で。写真はデジカメで撮ってパソコンで。新しいメニューが増えたときは注文してくれたお客さんにちょっと写真撮らせて!って言って撮影してポップを作ってますよ」
「全部自分でされてるんですね!業者に依頼してメニューを作ってもらったりはしないんですか??」
「いやいや、しないしない!写真がキレイだと見栄えは良くなるけど提供した時にその写真と印象が違ったらお客さんガッカリしちゃうでしょう?」
「たしかに・・・メニューの写真と全然違う時ありますね」
「だからウチではありのままの写真を載せるようにしてるんですよ。そのほうがお客さんのためになるからね」
「なるほど、あえてこのスタイルなんですね!」
「↑今度来た時にはこの『牛バラ丼』を注文してみようと思います」
「柔らかくて美味しいですよ〜!ご飯は普通の4杯分ぐらいあるから注意してね!」
「4杯分!それで490円とはとんでもない安さですね・・・・」
▲ ポップ情報量だけでなく食事の量もスゴかった『ビック鯛はのぼる』。
ちなみにこの日はおかわり上限のご飯3杯、味噌汁2杯を完食して大満足なボリュームでした。
次は『牛バラ丼』に挑戦してみたいと思います。
【ビック鯛はのぼる】
年中無休
10:00〜L.O.20:30
ランチ営業、日曜営業
福岡県福岡市中央区渡辺通1-1-1 サンセルコ B1F