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佐賀の芸術的な橋の埋まり方 ベスト10

タイトルだけ見るとまったく意味不明かもしれませんが、例えば↑こんな感じのものです。

これ、もともとは橋なんですよ。お墓じゃないですよ。


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▲ 佐賀はオランダのアムステルダムのごとく、街中に川(というかクリーク)が広がっています。

▲ 佐賀の街を歩いていると、こんな感じの風景を50メートルおきぐらいに見ることができます。

▲ この橋のように、有効に活用されているもの(勝ち組)と、逆に最初の写真のように道幅の拡張や建物の建設などの開発の妨げになってしまってかわいそうなことになっている橋があります。

勝ち組達は風情があっていいね と親しまれていますが、そうでない橋達は多くの場合、崩すことさえなく、そのまま埋められているようです。

崩すのにもお金がかかりますからね。。。

でも、よくよく観察していると、とても芸術的な埋まり方をしている橋がチラホラとみられます。

今回はそんな佐賀の芸術的な橋の埋まり方 ベスト10を大発表します。

第10位 極楽橋

▲ 橋柱部分に設置されているガードレールは後付のような気がします。

橋を埋めてポコッと突き出た橋柱の間をコンクリートで埋めてガードレールを設置したのではないかと推測します。

▲ タイル部分に食い込んでいますね。

「極楽」という名前も いいですね。

▲ 奥側はこんな感じになっていました。

第9位 見返橋

▲ コンクリートで固められたうえ、さらに上部にガードレールを被せられるという二重苦。

見返橋というと花街の出口によくあり、風情が漂っているものが多いのですが、こちらはなんとも芸術性の高い仕上がりに。。。

▲ 反対側も中途半端にコンクリートがかぶさっていて哀愁があります。

第8位 白山橋

▲ わりと原型をとどめたまま埋められたタイプです。

活かしタイプですね。

・・・でも やっぱりちょっと違和感がありますかね。笑

第7位 シャイな橋(名称不明)

▲ どこにあるかわかりますか??

▲ エビスさんのうしろに ちょこんと隠れていました。かわいいですね。

ほぼ埋まっているので橋の名前が確認できませんでした。

第6位 晒橋

▲ 半分建物に埋まってカオスな感じに。

▲ 「晒橋」という名称もちょっと怖いですね。

▲ 反対側も半分だけ建物に埋まっていました。

第5位 名称不明

▲ 次はこちら。

▲ 右側もやや埋まっている感じはありますが、

▲ 左側は家と一体化しています。

横に埋まるという新しいタイプです。

第4位 名称不明

▲ 横埋まりタイプだと、こちらもなかなか芸術性が高いです。

橋と家の間にできたスペースを花壇として活用したりエアコンの室外機を置いたり。

みなさんも余っている橋をお持ちでしたらいろんな活用方法を考えてみてくださいね。

▲ 半分だけ埋められて生殺し状態に。。。残虐です。

第3位 中央橋

▲ 実はこの中にあります。どこにあるかわかりますか??

▲ ここに隠れていました!

我ながらよく見つけたなと思いました。

▲ 「中央橋」と書かれていますので間違いなく橋でしょう。

上にモノを乗せられたりしてマヌケな感じになっているのが愛おしいです。

第2位 新明橋

▲ 第2位は冒頭に紹介したこちら。

▲ 新明橋です。

▲ 遠くから見るとこんなシュールな感じです。

埋められた橋は自ら墓石となりましたとさ。。。

▲ ちなみにもう片方も見事に墓石化していました。

第1位 榮◯橋(名称不明)

▲ そして栄光の第1位はこちら。

埋まり具合、文字の見え具合など すべてが完璧なフォルムです。

▲ 遠くから見るとこんな感じです。

狙ってそうしたのではないかと思うほど絶妙な埋まり具合です。

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まだまだ確認できていない地帯がありますので、今後も埋まり具合の芸術的な橋を探し続けたいと思います。

Y氏(山田全自動)
ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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