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筑肥線廃線跡の梅光園緑道

筑肥線廃線跡の梅光園緑道でなにか痕跡が残っていないか調べてみました。


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▲ 筑肥線は1983年に博多〜姪浜間が廃止になったのですが、鳥飼〜小笹間の一部が「梅光園緑道」として整備されています。

▲ 昭和16年の「最新福岡市地図」を見てみると、ちゃんと線路が描かれています。

梅光園緑道は赤色の区間です。


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▲ 緑道の南側は筑肥新道と交わるこの位置から始まっています。

▲ 開始部分はゲートのようなオブジェが作られています。

▲ 北西方向に進んでいきます。

▲ ランニングをしている人がいたり、犬の散歩をしている人がいたり、なごやかな雰囲気です。

▲ しばらく歩くと鉄道境界杭を発見しました!ここに鉄道があった確かな証拠ですね。

▲ 途中途中でこんな感じのオブジェが設置されています。

▲ こんな人も発見!

▲ 緑道は途中で道と交わっています。

▲ 昔の地図だとこの場所ですね。

▲ 線路はこんな感じで道と交わっていたようです。

▲ たぶん踏切がこういうふうにあったのではないかと思います。

何か踏切の跡がないかと探してみましたところ、

▲ ここにも鉄道境界杭を発見。

▲ そしてその横に何かがあった痕跡が!

西日本新聞社発行の「ふるさと飛行」の航空写真(P.83)で1983年のこの場所を確認してみると、ちょうどここに黄色い点がものすごく小さく映っていました。

おそらく、これは踏切の標識があった跡ではないかと思います。

緑道周辺には少し前まで撤去された枕木が放置してあったりしたそうですが、もう廃棄されてしまったようで見つかりませんでした。でもちょこちょことした痕跡は残っているものですね。

緑道は「福岡市中央区六本松のよくわからない道筋と橋」で紹介したところに続いています。

▼ ちなみに昔の筑肥線の写真はこちらのサイトにたくさん掲載されています。
筑肥線の(今)昔 写真集

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Y氏(山田全自動)
ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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