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今から約30年前、バブル期(1986年)の福岡市の様子

古地図男、Y氏です!

今から約30年前、1986年(昭和61年)の発行の「ブルーガイドパック 博多 国東 阿蘇」という本をBOOKOFFで100円でゲットしました。

1986年といいますと、バブル景気の初期、社会的事件としてはフライデー事件などがあった年です。

▲ この本の中に今から約30年前、1986年(昭和61年)当時の福岡市周辺の様子が分かる地図がいくつか掲載されていましたが、それが大変興味深い内容となっていました。(地図は本より引用)

▲ 例えばこちら。舞鶴公園内に国立中央病院がまだあります。国立中央病院は1994年に地行浜へ移転し、国立病院九州医療センターとなりました。


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▲ そのため現在ではこのような感じで何もない空地になっています。

▲ それからこちら。現在ソラリアプラザがある場所にスポーツセンターがあります。

この本が1986年(昭和61年)発行、スポーツセンターは1987年(昭和62年)に閉館しましたので、まさにスポーツセンター閉館寸前の周辺の様子がわかる地図です。

▲ 当時の博多駅構内の見取り図もありました。駅構内が大幅リニューアルされた今となっては貴重な見取り図です。

▲ さらにおもしろい地図がこちら。

当時天神周辺にあったお店などを中心に特集した手書き地図です。

▲ もう今はない店、今もそのまま残っている店など色々と比べてみると面白いです。

天神コア7階の「キャロット」は この時からすでにあったのですね!ハンバーグが美味しくてよく食べに行くので妙にうれしくなります。確かに店構えが味がありますよね。

▲ そしてバブル期にもっとも輝いていた親不孝通りの様子。

たくさんのお店でにぎわっていたことが地図からもわかりますね。

日本語表記で長い屋号をつける文化が流行っていたでしょうか?そんな名称のお店が多いですね。

親不孝通りは 私 Y氏の事務所からも近く、バブル期の伝説が色んな所で語られているので大変気になっています。

とくに親不孝通り入口(昭和通り沿い)にあった「シェーキーズ」はバンド演奏もしていたオシャレなお店だったと聞いていますので当時の様子をぜひ見てみたいものです。

そこでデートするのがナウいスタイルだったとか。

写真が残っていないか色々と調べているのですがいまだに見つけることができないんです。

もしお持ちの方がいらっしゃったらぜひお教え下さい〜!

【参考文献】
・ブルーガイドパック 博多 国東 阿蘇(昭和61年/実業之日本社)

Y氏(山田全自動)
ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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