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【福岡城】福岡城から西公園に移された日清戦争の慰霊碑 「福岡衛戍建設鎮魂紀念碑」

かつて福岡城内には日清戦争の犠牲者を祀る慰霊碑「福岡衛戍建設鎮魂紀念碑」がありました。

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▲ 福岡衛戍建設鎮魂紀念碑を描いた絵。先日熊本のモラトリアムにて入手しました。

紀念碑は明治28年(1895年)11月20日に日清戦争の犠牲者を祀るために福岡城の三の丸に作られたものです。

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▲ 馬に乗った軍人も描かれています。

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▲ 発行は士族 日野草七。これが何のために発行されたものだったのかは不明ですが、何かの付録としてつけられていたものかもしれません。

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▲ 説明文を読むと旅順から持ってきたとされる青銅製の魚雷が据え付けられていて、大変荘厳なものだったようです。

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▲ この紀念碑は福岡藩主の生活の場であった三の丸御殿跡地に建てられました。

浮島に橋がかけられた形になっていて周囲の池には蓮が描かれています。

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▲ 三の丸御殿があった場所はこちら。

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▲ 「福岡城むかし探訪館」に展示されている福岡城のジオラマで三の丸御殿を確認してみると紀念碑とちょうど同じ場所に浮島のある池がみえます。

これが実際に藩政時代から存在していたのかは不明ですが、もし存在していたのであれば三の丸御殿に作られていた池の跡を活用して紀念碑が建てられたということのようです。

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▲ 現在は池は消滅し、三の丸御殿は舞鶴公園として市民の憩いの場になっています。

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▲ お花見の季節には出店がたくさん並び、かつての面影はみられません。

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▲ 福岡城にあった紀念碑はその後、西公園に移築され、太平洋戦争中に金属供出で接収され消滅しました。(詳しくはこちら → 西公園にかつてあった記念碑と銅像



Y氏(山田全自動)
Y氏(山田全自動)
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福岡でブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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