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福岡城横の気になる赤レンガの塀は…

福岡城址から明治通りをはさんだ向かい側に読売新聞西部本社があります。


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▲ 場所はこちらです。

▲ この読売新聞西部本社の敷地内に「西南学院発祥の地」と書かれた碑があります。

▲ こちらです。

▲ 下記のように書かれていました。

西南学院の創立者C.K.ドージャーは、福岡県での私立学校教育の必要性を訴え、1916(大正5)年4月、在日本サザン・バプテスト宣教師社団が所有していた福岡バプテスト神学校校舎跡に、私立西南学院(中学部)を開校しました。当時の地番は福岡市大名町105番地。男子生徒104人、教師9人でのスタートでした。1918(大正7)年1月西南学院は、福岡市西新町(現在地)の土地を購入、念願の新校舎を建設、移転しました。

ここから西南学院が始まっていたとは知りませんでした。

▲ 実は、この近くに以前から気になっていたものがあります。

▲ 発祥の地の碑から50メートルほど天神側に進んだこのあたりです。

▲ それはこちらの赤レンガの塀です。

▲ この周囲のビルとは不釣り合いな とても年季の入ったレンガの塀です。

しかも安っぽさを感じさせない重厚な質感です。土台になっている石も、大変丁寧に作られているようです。

▲ 先ほどの碑に載っていた写真を見ていて気づいたのですが、

▲ 写真に写っているこの塀と、

▲ この塀がとても似ている気がします。

もっと鮮明な昔の写真が西南学院のWebサイトにありました。こちらのページこの写真です。

高さ2メートルほどの塀で、土台に2段の石を使い、塀の上にも石をのせている構造がそっくりです。

▲ 古い写真と同じアングルで撮影するとこんな感じです。

場所的にも一致します。

▲ この塀、もしかしたら旧西南学院の塀なのかもしれませんね。そうだとしたらけっこう貴重な遺産ですね。

Y氏(山田全自動)
ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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