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【福岡市】福岡教育大学の前身となった「福岡学芸大学」の痕跡

福岡教育大学の前身となった「福岡学芸大学」の痕跡を発見しました。


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▲ 西公園近くに「立帰天満宮」という神社があります。


▲ 神社の拝殿の裏に回ると・・・


▲ 「大師堂」があり、その横には階段が作られています。


▲ その階段を下ってまっすぐ進んでいくと・・・


▲ 右側にこんな感じのブロック塀があります。


▲ ブロック塀の下の方をよくみてみると・・・


▲ 「福岡学芸大学」と書かれた石柱があります。


▲ 少し進んだ場所にももうひとつ。


▲ 同じく「福岡学芸大学」の石柱が!


▲ 「福岡学芸大学」という大学があったっけ??と思ってこの敷地の正門を確認してみると「福岡教育大学 付属福岡中学校・小学校」となっていました。

ちょっと気になったので調べてみると、Wikipediaの福岡教育大学のページにこうありました。

1949年(昭和24年)
5月31日
国立学校設置法により、師範学校(福岡第一師範学校、福岡第二師範学校、福岡青年師範学校)が大学に昇格し、新制大学の福岡学芸大学が発足。
(・・・中略・・・)
1966年(昭和41年)
4月1日
福岡教育大学(現在名)に改称。

なるほど、福岡教育大学の前身が福岡学芸大学なんですね!


▲ 昭和32年の地図を確認してみると「学芸分校」となっていました。

これは1951年(昭和26年)に福岡市塩原に本部が移転し、こちらが分校になったためのようです。


▲ さらに前の昭和15年の地図をみると「男子師範」と書かれていました。

これは福岡学芸大学のさらに前身の「福岡青年師範学校」のことですね。


▲ よくみると正門の横に「福岡師範学校之跡」と書かれた碑が建てられていました。

探してみると色んな痕跡が残っているもので勉強になります。

Y氏(山田全自動)
ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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