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雁ノ巣飛行場の水上機滑走台跡

アイランドシティ側から海の中道大橋を渡ってすぐの福岡市東区大字奈多(雁の巣)に雁ノ巣飛行場の水上機滑走台跡が残っています。


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▲ 場所は上記地図の緑色の矢印の部分です。

雁ノ巣飛行場(正式名称:福岡第一飛行場)は1960年代まで存在していた飛行場です。

Wikipediaの「福岡第一飛行場」によると

かつて航空局が福岡県糟屋郡和白村(現在の福岡市東区)雁ノ巣に設置した飛行場。通称雁ノ巣飛行場。最盛期には大日本航空によって朝鮮、台湾、中華民国、東南アジアへの路線も開設され、戦前における日本最大の民間国際空港であった。(Wikipedia「福岡第一飛行場」より引用)

とあります。


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▲ 現在この場所は雁の巣レクリエーションセンター公園となっており、飛行場であった面影はありません。

唯一残っているのが、今回紹介する水上機滑走台跡です。

▲ アイランドシティ側から海の中道大橋を渡ってすぐの場所、東側の茂みの中を見ていると・・・

▲ 一箇所だけこのように舗装されて開けた場所があります。

そこを海の方へ歩いて行くと、

▲ このように途中から海に沈んでしまった堤防のようなものがあります。

▲ 古さは感じさせるものの、なかなか無骨でどっしりとしたものです。

▲ 「ふくおか絵葉書浪漫(海鳥社:益田啓一郎 編)」に名島飛行場の水上旅客機の写真がありました。

こちらと同様の飛行機がこの場所で使用されていたものと考えられます。

▲ 周囲には古い機械のようなものが放置されていました。

こちらも飛行場関連のものでしょうか。

▲ その他にも、こういったコンクリート片や、

▲ レンガなど砂浜一帯に散乱しています。

▲ 石積みの堤防が残っていたりして時代を感じさせます。

さすがに損傷が激しいようで、崩れかかっている部分もありました。

▲ 福岡市発行の「ふるさと一〇〇年」に現役時代の雁ノ巣飛行場の格納庫の古写真が掲載されていました。

▲ 1970年代の航空写真を確認するとこの格納庫が見られます。(写真はWikipedia 福岡第一飛行場より)

実はこの格納庫は2002年まで残っていたそうです。言われてみればあったような、なかったような。。。

現在は駐車場になってしまっています。

▲ その形を模しているのか わかりませんが、雁の巣レクリエーションセンターの倉庫は、この格納庫そっくりの形をしています。

▲ ちなみに1970年代の航空写真では先程の水上機滑走台もちゃんと確認できます。

▲ 雁の巣レクリエーションセンターにも初めて行ってみたのですが、広大な広さで確かにここに空港があったと実感できました。(※写真はクリックで拡大)

【参考文献】
・Wikipedia 福岡第一飛行場
・ふくおか絵葉書浪漫(海鳥社:益田啓一郎 編)
・ふるさと一〇〇年(福岡市発行)

Y氏(山田全自動)
ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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