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【西新】元寇防塁と元寇神社

西新の西南学院大学の横に元寇防塁と元寇神社があります。


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▲ 明治通り沿いにこのような案内が建てられています。

ちなみにこの案内がある交差点の名前は「防塁」です。


▲ 北側に進んでいくと松が植えられている広場があります。

ここに元寇防塁と元寇神社がります。


▲ こちらが元寇神社の社殿。

由緒書きなどがありませんのでどういう経緯でいつ建てられたのか不明です。

おそらく元寇で犠牲になった人を敵味方関係なく祀っているものと思われます。


▲ そしてこちらが元寇防塁です。


▲ 福岡の人には説明の必要もないかもしれませんが、1274年に元(今のモンゴル)から攻められた鎌倉幕府が、再び攻められないようにするために作った石の壁です。

「元寇防塁」は後世に名付けられたもので、正式な名称は「石築地(いしついじ)」なのだそうです。


▲ 鎌倉幕府は領地を持っている全国すべての武士に対して防塁を作ることを命じたそうです。

もちろん、経費は武士側の負担です。


▲ 今津から香椎にかけて総延長約20kmにもなる防塁が建築されましたが、遠くの国の武士たちはお金だけを負担して実作業は別の人に依頼したりしていたそうです。


▲ 元寇防塁のほとんどは福岡城の石垣として使用するために取り壊されたそうで、現在は県内の数カ所に残るのみとなっています。

【参考サイト】
Wikipedia 元寇防塁
元寇防塁(福岡市)

「蒙古襲来絵詞」を読む
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ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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