【雑餉隈】昭和のかほりが残る銀天町商店街
博多区の雑餉隈(ざっしょのくま)に昭和のかほりが残るレトロな銀天町商店街があります。[map addr=”福岡県福岡市博多区銀天町2丁目1−26”]
▲ 銀天町商店街は雑餉隈駅から数分歩いた場所にあります。
難読地名としてよく挙げられる「雑餉隈(ざっしょのくま)」ですが、地名の由来については諸説あり、雑掌(ざっしょう)という太宰府で働く国の役人が住んでいた場所という説が有力なようです。「隈(くま)」とは すみっこ(端っこ)という意味。つまり、「雑掌が住む地方」ということでしょうかね?
▲ 銀天町商店街入口。かなりいい感じ。
柳橋連合市場といい、この銀天町商店街といい、レトロな商店街ではやたらと国旗や旗がつけられていることが多いですが、これはなぜなんでしょう??
▲ 今はわりと落ち着いた印象になっていますが、かつては第二の中洲と呼ばれるほどのにぎわいを見せていたのだとか。
軍関係の工場や施設が多かったことや炭鉱が近かったことで繁栄していった歴史があるのだそうです。
▲ 味のある店構えのお店が多く、ノスタルジックです。
▲ 「コインランドリー」のフォントがイイね!
▲ マダム向けのお店が多く、なんとなく巣鴨っぽい雰囲気もある町並みですね。
▲ 特に八百屋やフルーツ店が活気があり、熾烈な競争が繰り広げられている様子でした。
この八百屋を奥に進んでいくと・・・
▲ マルキョウ雑餉隈店があります。この雑餉隈店がマルキョウの一号店だそうです。1964年(昭和39年)創業、オープン当初は丸共ストアという屋号だったのだとか。
▲ 銀天町商店街のホームページを見ていたら、2004年4月に銀天町商店街アーケードがリニューアルした時には武田鉄矢がお祝いに駆けつけたと書かれていました。
▲ 武田鉄矢は雑餉隈出身で実家の武田たばこ店はファンの聖地として観光スポット化しているのだそうです。
▲ 飲食店も面白そうな店が多かったですのでまた今度訪問していたいと思います。
【参考サイト】
・戦後は赤線、第二の中洲と呼ばれた街「雑餉隈」(読めない)を歩く
・Wikipedia雑餉隈
・Wikipedia銀天町商店街