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【北九州】小倉城 八坂神社の軍馬忠霊塔

小倉城内にある八坂神社には軍馬忠霊塔が建てられています。


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▲ 軍馬忠霊塔横の碑には戦争で犠牲になった馬に関することが書かれているようでした。


近代の戦争に軍馬のイメージはあまりありませんが、日中戦争や太平洋戦争では数多くの軍馬が犠牲になっています。

小倉には野戦重砲兵連隊があり、数千頭もの軍馬がいたそうです。


日中戦争においては小倉から中国北部の戦線に軍馬1400頭が送られたそうです。

その馬たちは敗戦後 日本に帰ることはできず、そのまま中国に残ることとなったのですが、日本とは違う厳しい環境の中で餓死したり病死したりしたと言われています。

八坂神社の軍馬忠霊塔は、戦争では人だけでなく数多くの動物たちも犠牲になっていることを知るきっかけになる大変重要なものです。

【参考文献】
海外に残された軍馬を思う | 日本獣医師会雑誌

軍馬の戦争―戦場を駆けた日本軍馬と兵士の物語
土井全二郎
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Y氏(山田全自動)
ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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