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【馬出】かつてあった博多大仏の台座

福岡市東区馬出にある称名寺(しょうみょうじ)に、かつて博多大仏と呼ばれた大仏があったのだそうです。


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▲ 称名寺は九大病院の近くにあります。


▲ このネタを教えていただいた郷土史研究家の益田啓一郎さんによると、その博多大仏の台座のみが称名寺の境内に残っているのだそうです。


▲ 一体どこにあるのかな?と思って称名寺横に道を歩いていると、すぐに見つけることができました。

ドーム型のこれが博多大仏の台座なのだとか。

かつてはこの上に青銅製の大仏が乗っていたのだそうです。


▲ 1912年(明治45年)に造られたのですが、戦時中の金属供出で回収されてしまったそうです。


▲ 戦前の古い地図を見ると「大佛」と書かれていました。

もし今も残っていたとしたら福岡の名所になっていたのかもしれませんね。

ちなみに、博多の東長寺(とうちょうじ)には日本一大きな木製の大仏があります。

鎌倉でも奈良でもない! 日本一の巨大木彫大仏は福岡県博多にあった!
http://news.mynavi.jp/news/2013/01/01/005/

【参考文献】
吉田初三郎の鳥瞰図読み解き術 | 博多湾つれづれ紀行 益田啓一郎のブログ
金波山西岸院 称名寺しょうみょうじ [稱名寺]

美しき九州―「大正広重」吉田初三郎の世界
益田 啓一郎
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Y氏(山田全自動)
ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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