【高取】博多長崎屋にて元寇防塁を食べる
元寇防塁を食べました。
▲ 高取にある博多長崎屋。
[map addr=”早良区高取1-2-15″]
▲ 場所はこちら。
▲ 長崎屋には「元寇防塁」という名のお菓子が売られています。
名前のインパクト大です。
▲ 元寇防塁は福岡のみなさんにはお馴染みのこれですね。
蒙古軍が攻めてきた「文永の役」の後に作られ、二度目に攻めてきた「弘安の役」の際には大いに役立ち、博多の町を守った石と土の壁です。
▲ 長崎屋にはその他にも歴史にちなんだお菓子が売られていました。
▲ 「鴻臚館の月」
▲ 発掘調査中の鴻臚館跡。福岡城址の平和台球場があった場所にかつて存在した施設です。
お菓子の説明文には
鴻臚館(筑紫館)は、七世紀後半から十一世紀中頃まで存続した外交使節である この鴻臚館で明日への海路よ安らかなれと月に語りかけるような味にいたしました
と書かれていました。
▲ そして「高取物語」というものも。
開窯四百年、かっては福岡藩の御用窯であり、茶器などの格調高い焼物で知られる高取焼(市政だよりさわら H17、12/1 より)を写し抹茶あんの菓子に作りました
▲ 高取物語は高取焼の窯の形を模しているそうですよ。(→こんな感じです)
▲ あと、店内には元寇神社の改修工事に貢献した感謝状も。
さすが、という感じです。
▲ 元寇神社は西新の元寇防塁の横にあります。
おそらく元寇で犠牲になった人を敵味方関係なく祀っているものと思われます。
▲ こちらが元寇防塁です。お菓子の方の。
▲ お餅をベースにクルミが練りこまれています。
モチっとした食感の中にカリッとしたクルミが入っていて不思議な感じです。
程よい上品な甘さですので甘い物が苦手という人でも食べれるのではないかと思います。
癖になる美味しさです。
ちなみにこの元寇防塁は全日本和菓子大品評会にて全日本最高賞受賞したお菓子だそうですよ。
長崎屋、歴史好きにはたまらないお店ですね。おみやげにも最適です。
「元寇防塁食べる?」と言って渡すとビックリされると思います。