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【福岡市】筥崎宮入口にある東郷平八郎の文字

筥崎宮入口にある「大社筥崎宮」の文字は東郷平八郎によって書かれた文字です。


▲ 参道最後の鳥居の左側にあるこちらの石に書かれた「大社筥崎宮」の文字です。


▲ 裏を見ると「大正三年三月 元帥伯爵東郷平八郎 謹書」と書かれています。


▲ 「筥崎宮と東郷平八郎」によると東郷平八郎は明治38年の日露戦争直後に筥崎宮に参拝したという記録が残っているそうです。

そして、大正三年三月に筥崎宮が官幣大社になった時にそれを記念して書が贈られたのだそうです。

「官幣大社」とは国から神社に与えられた社格(等級)のことです。


▲ 昔の写真を見ると「官幣大社」と書かれていますが、


▲ 現在のものは「官幣」が埋められてマークに変えられています。

こうなっているのは、戦後、GHQによって国が神社を管理することを禁止し、社格を使う制度が廃止されたので「官幣」を消したためなのだそうです。

ちなみに、戦艦三笠の中の神棚には筥崎宮のお守りが置かれていたそうです。(→ こちらのページを参照

【参考文献】
筥崎宮と東郷平八郎

Y氏(山田全自動)
ふるほん住吉店主:Y氏(山田全自動)
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福岡で古本屋「ふるほん住吉」の店主をしつつ、ブロガー/イラストレーター/執筆業などをしながら自由気ままに暮らしています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)、山田全自動でござる(BOOKぴあ)など
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