【福岡市】夢の中で言われた通りに掘ってみたらお稲荷さんが出土
投稿日: | カテゴリー:寺社仏閣
福岡市の護国神社境内にある末社には面白い由緒の神社があります。
▲ 護国神社本殿に入る前の鳥居の右手に、
▲ こういう末社があります。「掘出稲荷神社」(ほりだしいなりじんじゃ)という一風変わった名前です。
▲ 由緒書きにはこうありました。
大正年間福岡歩兵聨隊兵士の夢枕に立たれ「吾は祐徳稲荷の弟なり 永き年月埋められたままである 今こそ吾を掘り出し吾を祀れ」と御神託が下りその処から稲荷神の御神体が掘り出されました
その史実に基づいて掘出稲荷神社と命名されました
此の地に御鎮座になったのは昭和二十七年九月三日であります
大正時代に、福岡の兵隊さんが夢で指示された通りに、福岡城内練兵場を掘ってみたらお稲荷さんが出てきたのだそうです。
もともとは城内にあったものが昭和27年に ここに移されたということのようです。
▲ 掘出稲荷神社は五穀豊穣、商売繁盛、家運繁栄、大漁満足のご利益があるそうです。
▲ ちなみに夢で「吾は祐徳稲荷の弟なり」と言われたということですが、祐徳稲荷とは佐賀県鹿島市にある祐徳稲荷神社のことです。
祐徳稲荷神社は日本三大稲荷の一つとされていますので、その弟の掘出稲荷神社は霊験あらたかな神社といえるでしょうね。
【参考文献】
・掘出稲荷神社/福岡県神社巡り福岡神社参拝帳